二本の十分長い線路の両端を短絡した閉回路を考える。
閉回路の面積を半分にすると電磁誘導電圧が半分になる。一方、長さも半分になりインピーダンスも半分になる。よって、電磁誘導電流は変わらない。
ところが、レールのような接地抵抗が存在する線路ではそうならない。長さを半分にすると、接地抵抗が二倍になるため、接地抵抗を介した電流は流れにくくなる。
これが、軌道回路を有絶縁分割すると誘導電流が減る要因と考えられる。
閉回路の面積を半分にすると電磁誘導電圧が半分になる。一方、長さも半分になりインピーダンスも半分になる。よって、電磁誘導電流は変わらない。
ところが、レールのような接地抵抗が存在する線路ではそうならない。長さを半分にすると、接地抵抗が二倍になるため、接地抵抗を介した電流は流れにくくなる。
これが、軌道回路を有絶縁分割すると誘導電流が減る要因と考えられる。