山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

連休だったの?

2009-10-12 23:04:57 | モノローグ【エトセトラ】
 昼から近くの公園へ散歩する。
 水の科学館に久しぶりに入館。
 子どもが小さい頃は暇つぶしによく連れて行ったものだ。
 家でゲームばかりしないで外で遊べ。・・・幸い、近所には湧水公園があり、春は桜が満開で花見で一杯。夏の暑い時は水遊びもできる。秋冬は散歩コースとして人気スポットである。
 
 「おや?家族連れが多いなぁ。」
 そう思いながら、今日は日曜日かと勘違いしているところで知人と会う。
 「テレビで見ましたよ。」と言われる。・・・「うん?何のこと?」と思っているとCMのことだった。
 この知人さんは、子どもが小学生の頃、PTA活動で知り合ったお母さんである。あれから10年以上も時間が経っているが、広報活動(新聞作り)で日々忙しかったのを思い出し、缶コーヒーを飲みながらの長話となる。
 あの頃の子どもたちは今、成人して大人になっている。
 子どもの顔を見てもわからないだろうなぁ。
 「うちの息子は来春、結婚するよ。」と言うと「まぁ!」と言って大笑いになった。親というのは時間が経っても、会っていなければ時間が止まったままの子どもでしかないのだ。

 自宅に帰ると山程の仕事が残っている。気晴らしに外へ出たことでやる気満々となった。
 「えっ、今日は祭日?」
 そう、体育の日で月曜日である。一日、時間が早送りされた気分になった。
 
 このような勘違いはアメリカの大統領がノーベル賞をとったのと、同じくらいの不思議さである。

 慌てて公園から引き返す。