山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

240の瞳

2011-05-01 16:38:35 | モノローグ【エトセトラ】
稽古場はジプシーのように点々としています。
拠点としては教会があるものの公民館なる立地条件に恵まれた会場を利用しているためです。
あるものは使う。使わなければ廃れる。この劇団は足腰が軽い。劇はジプシーである。

■【稽古25】4月27日(水)中央公民館
■【稽古26】4月28日(木)亀井公民館
■【稽古27】4月29日(金)清水市民センター
■【稽古28】4月30日(土)武蔵ヶ丘教会

4月28日~30日までの稽古つれづれ。そして・・・
今日の日記のタイトル「240の瞳」について。これは「120人分の観客」のこと。今回のキャパは120の限られたスペースである。
熊本市河原町で繰り広げられている「アートの日」に劇団としてこれからも活動を根づかせ広げよう!。あるいは音楽、美術、ダンスなどのコラボを計画しているため、この町にこだわっております。
240の瞳は「数」に限定付きだが、これは無制限に拡大する要素が濃い。

お客さんを相手に見せる劇だから、私たち劇団にとって迫られてくることは「お客さんの目」つまり、来られる観客の日常や想像力を相手にして劇作りを意識します。
個々人の顔が違うように、感情や思考パターンも違うお客様であります。しかし、何故か、夢桟敷に通って来てくれる常連様は何か共通項を感じる。何だろう?匂い?そう、抽象的だが、同じような人間の匂いを感じるのです。演劇的ナショナリズム。思想的に言えば保守的、右翼的か。
そもそも、誰にでも受け入れられるような安全できれいごとの劇団ではありません。だからと言って危険で汚れているとも思っていない。

旅公演をすると「アングラの劇団だと聞いてきたら、なんと可愛い。」と言われることがしばしばある。「アングラ」という歴史的に1960年代から70年代前半の頃の革命的イメージが年配者には固定観念として根強く残っている。若者にとっては情報として当時の「アングラ劇」を新鮮なものとして受け止められているようだ。
私たちは少数派だが、この演劇活動30数年の間にテラヤマ、唐十郎のアングラ劇の潮流に属していると“演劇情報”通には市民権を得てきた。その筋の片隅に名が記せられるようになった。
マスメディアに大きく取り上げられることはないが、こつこつと小規模ながら持続してきたことの成果を感じるようになった。

さて、稽古は次回公演(5月13日~15日)に向けて仕上がりつつある。
尚、公演前夜祭的に、来る5月8日(日)午後3時~5時、河原町にて「アートの日」路上パフォーマンスをします。
5月より毎月第2日曜日は劇団夢桟敷の市街劇をします。どうぞこちらの方にもご注目下さい。
公演終了後、今後の予定詳細を発表致します。
旅公演は10月よりスタートします。