山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

エピソード 10

2016-08-18 13:35:44 | 九州「劇」派2016
看護師として働いている姪が数名いる。その内の1人が「終末はうちのターミナルケアにおいで!」と勧められた。ご心配に感激している。「あのおじちゃん、もうすぐ死ぬよ」と後ろ指をさして遠ざかる輩より、なんと爽やかなことだろう。

阿蘇の大自然や温泉、食べ物だって申し分ない環境である。何より、阿蘇の山々は私が学生時代にワンダーフォーゲル部にいた頃、脱文学と人間の野生化を体験した青春の門だった。
中岳火口を覗くと地球の肛門から吹き出す偉大な屁を感じた。砂千里は月世界のようであり宇宙人になれる。根子岳では落下の危険と隣り合わせのロッククライミングの訓練をしていた。高岳から下界を見下ろすと若さ特有の「悩み」なんか吹っ飛んでしまった。くよくよ生きるんじゃねーよ。
人間、小さいね!よーく実感した。

えっ?クラウドファンディングの締め切りが残り7日?寄付の目標額30万円に対して今のところその半額だ。私を含めて劇派メンバー、大いにもがいておりますが、これは小さなドラマだ。小さなドラマに身内ながら大きな感動を覚えることが続いていた。

それにしても唐戯曲「少女都市からの呼び声」は阿蘇高岳よりも高い。公演まで2ヶ月となったが、後追いに息切れを感じる始末。酸素ボンベが必要だね。
クククッ、苦難を楽しもう!
改めまして、アングラ劇の歴史的偉大さに腰を抜かす。それが今だ。足腰を強く!大きく息を!

悩みではない。喜びです。


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