京都 [京巡り・宮川町と安井金比羅宮] 2014年5月

友人が、京都に引っ越したのを機にこの五月、友人宅を基点に滞在型の観光を試みてみました。
いつものように、観光客としして京都を巡るのと違い、ジモティーとして地域を歩くのも良いものです。

今回は、「京の異界」がテーマです。　　しかしながら、この宮川町と安井神社は友人宅に帰る途中のショートカットとして利用していますので、まあ「異界」巡りではありませんが…その紹介がてらに。

■京の今日には上七軒、祇園甲部、祇園東、先斗町、および宮川町の6つの花街があり、これらを総称して五花街と呼ばれます。(他に一つの花街もあります)
ここ宮川町にも昔風の建物がいくつか残っています。
丁度、この町の路地を抜ける途中に、芸子の挨拶に出くわしました。　なかなか出逢わす機会はありません。
もっとも、観光体験で舞妓さんの格好をしているアジア系の娘さんたちは大変大勢見かけるようになりましたが…


















■安井地区の安井金比羅宮を通り抜けると五条坂近くへの近道なので、八坂通りで食事をした後にここを利用させてもらいました。
アクセスは、東山区東大路松原上ル下弁天町70です。


四国の金毘羅信仰の総社「金刀比羅宮」より勧請した大物主神と、源頼政公を祀ったことから「安井金毘羅宮」となります。「刀」の字が抜けています。













ここには、「縁切り、縁結びの碑」があります。毎夜、たくさんのカップルがここを参拝するのも道理ですねぇ。
もっとも、色恋だけではなく、諸々の悪縁切りなどにもご利益があるとも言われています。