崎陽軒といえばもちろんシュウマイだが、ここに「三色いなり」がある。普通の稲荷寿司もありこれのほうがポピュラーだったので、三色いなりがあることを最近まで知らなかった。 今日早速横浜で探し歩いた。本店・ジョイナス店、横浜駅店、ダイア地下店でようやく最後の1折を買えた。
中は「白ゴマと黒糖、赤飯、それにアナゴ太巻き、新香太巻き」の合計7つ。黒糖は「江戸の黒いなり」と似た味だが少し薄め。あまり赤飯い . . . 本文を読む
稲荷寿司が急に食べたくなった。生理的にか衝動的には判らないが。近場の未食の稲荷寿司のひとつが関内馬車道近くに数十年前からある老舗の稲荷専門店のもの。
それを買いに行く。黒糖で甘辛く強めに炊いた油揚げを縦に長細く二つ割したところが泉平の独特の形状のようだ。それを後で二つに切るからひとつが結構長い。もっとも昔見たときはもっと長く見えたものだが今日購入したら通常のものの1.5倍といったところ。それに . . . 本文を読む
子供は皆好きなのかも知れない稲荷寿司。大人になっても、高齢になっても変わらないし、むしろ執着が強くなった。それで色々な稲荷寿司を食べてみたくなった。(閑話休題/豊川の稲荷寿司と豊橋の稲荷寿司、それに横浜関内泉平の稲荷寿司、崎陽軒のものなど思い出す)
恋しくはたずね来てみよ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉(芦屋道満大内鑑)
いつか食べてみたいものだと、この歌からそこはかとない思いを抱いていた。
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ネーミングに惹かれた。テレビ番組の中でこのいなり寿司が紹介された時には絶対に出会って見たいと思っていた。これには伏線がある。以前(これもテレビ番組だ)「緑の桜」の話が出ていた。是非見たいと強い衝動に駆られていた。イメージを超えた存在はエネルギーの源泉だ。 (閑話休題 以前、甲府で「黒玉」としう菓子を見つけた。食すればさしたるものではなかったが、艶光りした丸い大きめの玉の餡菓子である。これもそのネ . . . 本文を読む
文人の筆に登ることが多い菓子であるが、実は食べたことが無かった。否、言問団子と誤解していた。
店で食すると煎茶とともに「醤油と漉し餡」の二種の団子を出してくれる。 団子はとても柔らかいから羽二重といわれる由縁だが、小生にとっては少々柔らかすぎて喉に掛かりそうになる。まあ、醤油団子は甘くないのがいい。漉し餡団子はサイズを醤油団子と同じにしてあるから、口に入れると団子そのものが餡の分だけ小さくな . . . 本文を読む
展示物の中に当時の吉原遊郭の展示がある。これは遊女の一日の生活時間割表。働くものは何れも同じだか忙しい中にそれなりの幸せを見つけることが出来たのだろうか?
吉原遊女と下層の遊女を含めその人数のもっとも増えたのが弘化2年頃の7.144人という。 . . . 本文を読む
両国にある「江戸東京博物館」に行く。際物と思って興味も無かったが久しぶりにまったく暇な一日が出来たので出かけてみたが、予想以上の大量の展示と質もそこそこのものだ。もっともあまりにも江戸と文明開化時の東京を表現したので浅く広くはしかたがないところだろう。
展示物のひとつに「江戸の商店の看板」が面白い。扇を売っている店の看板だが即物的ではあるが結構質は高い。その他にも色々と興味を引かれるものがある . . . 本文を読む
昔ながらの小さな町のてんぷら屋といった風景だ。老夫婦とその息子との家族で営む様子が良い。テーブルが四席を二つに繋げているから席は二列だけだ。それに小あがりが一席ある。
種は標準的なものだが、揚がりの切れは良い。それに値段も安い。客も決して大盤振る舞いをする為に来るわけではない。ビールとつまみに何点か注文して、てんぷらの盛り合わせを注文する。それを肴にもう1杯やる。といった店だ。最後に小腹がすい . . . 本文を読む
先日友人に連れられて行った店だ。六本木の芋洗い坂を下って左の路地に入った雑居ビルの一階。それの突き当たりに看板の無い木の扉だけの店である。知っていなければ決して入ることは無い店だ。中はカウンター席が8つが9つ。ここのマスターを紹介するのはなかなか困難だ。一口に言えばアーティスト。まあ参考に彼のサイトを見ればいい。よくわかるから。http://www.worldnow.jp:8080/bar/
又 . . . 本文を読む