小川町。ここには「女郎うなぎ」なるものがある。まあ、早くいっても遅く言ってもうなぎの蒲焼のことだ。その名前に惹かれて入ったわけだが。店は「割烹旅館福助」ずいぶんと老舗の構えの料亭である。中にはいると池に掛かった赤い小さな太鼓橋があり、その池は鰻の生簀だ。
部屋に通されると年のころなら70才くらいの仲居さん。だから女郎うなぎと言うのかと間違えた。聞けばその昔に女郎さんから教わったタレを使ったのが . . . 本文を読む
私の好きな作家の一人に「中川自然坊」がいる。 唐津の若手作家(と言っても既に40歳はとうに超えていると思うが…) 唐津に窯を持っているが、どうしても関東から行くには便が悪いので思うに任せない。二度ほど唐津に行ったときに窯に寄ってきた。 . . . 本文を読む