下げるとサドルの前が自動で上がるシートポスト!!
SPECIALIZED COMMAND POST WU
¥77000
半額¥38,500
28117-3145 COMMAND POST WU BLK
シートポストサイズ:34.9mm
トラベル量:150mm Trave
なんだただのドロッパーじゃないか?
いや違うのですよ。サドル角度が変わるコマンドポストなのです。
ここで基本を。ドロッパーシートポスト、サドルが上下するのがなぜいいのか、について。 サドルをとっさに下げられるのは安全です。
マウンテンバイクに乗っている時、危ないのはいつか。もちろん下りです。
サドルの前を上げなきゃならないのか?
ダウンヒルやダートジャンプといったのをヤるバイクをみると、サドルの先がちょい上がってる。
これは激坂の下りや、ジャンプの着地面へ前輪を差し込む時によい角度。
腰を引くので、サドルが地面と平行に近いと、特に角がお尻とか膝の内側に当たって調子が悪い、
サドルが上がると転んだりする確率も減りますし安全に遊べるのです。
また下りが楽しくなるのです。
サドル面をシートポストに対して直角にする。これが機能的で美しいとその筋では言われている。このコマンドポストWUの下がりきった角度である。 そしてこの角度は、サドルをモモでつかみやすい。下ってるときは体の下でバイクを遊ばせ、コーナーで内側のモモに当てたりすると具合いいのです。
34.9サイズのシートの場合はほとんどのモデルに使えます。
当店ではE-BIKEに取り付けてあります。
グレードアップに是非どうぞ。
スペシャライズドのブログ
『ウーッ!』って言うからWU、サドル角度が変わるコマンドポストの理由と実力。
『だって、欲しいだろ?』 とベネディクト兄弟は言った(らしい)。
繰り返しになるが、今のスペシャライズドのMTB専用製品群はすごいと思う。
もうマーケティングとか市場の考えとかいった俗世を超えた製品が多い。マウンテンバイカーでない人には、なんでこの世にあるのかすら、わからないだろう製品が並ぶのだ。
それを見たマウンテンバイカーは「確かにあったら欲しかったけど」と考える、そして続ける、「でも大丈夫かよ、これ買うの俺ぐらいしかいないだろう」。
まあ確かにそうだ。彼らが売りたい相手はその製品を欲しがる俺たちだけだ。そう考えるとマーケティングとしては王道である。なるほど。
すごいよな、やるなと常日頃思っていたが、その理由をコウジくんが教えてくれた。
「あれね、MTBの開発とかプロダクトデザインをスペシャでも有名な兄弟がやってるんだ。サムとブラッド、ベネディクト兄弟っていうんだけど。まあ天才だと思うけど、つまりあっち側のいわゆる紙一重感バリバリで」
簡単に言うと『これマジすごいから、作ってみたよ! いいだろ! 欲しいだろ?』がベネディクト兄弟の開発のやり方のようだ。そこに『なぜ』が付け足されることはあまりないという。そうだ欲しいぞベネディクト・ブロス。頼りになるな、もっとやれ。
「それが2年前ぐらいに言うんだ。『使うと「ウーッ!」っていう商品ができるよ』って」
それがこのコマンドポストWUだ。レバー操作でサドルが上がり下がるドロッパーシートポストなのだが、他と圧倒的に違うのが、下がるにつれ、サドルの前が上がること。
マウンテンバイカーからは「あれ見た?」「やばいね」「使ってみたい」という声がでる。ベネディクト兄弟の思うツボである。
ここで基本を。ドロッパーシートポスト、サドルが上下するのがなぜいいのか、について。
サドルをとっさに下げられるのは安全だ。マウンテンバイクに乗っている時、危ないのはいつか。もちろん下りだ。
超ウマ級ライダーなら問題ないが、僕ぐらいのレベルだと、下りではサドルが下がってた方が、体も自由に動いて安心安全、なにより楽しい。
あるんなら使わない手はない。今後はサスフォークと同じようにマウンテンバイクには当たり前に付くだろうパーツだから、さっさと使うに越した事はない。
下がるといいのはわかった。じゃなんでサドルの前を上げなきゃならんのか。
ダウンヒルやダートジャンプといったのをヤるバイクをみると、サドルの先がちょい上がってる。これは激坂の下りや、ジャンプの着地面へ前輪を差し込む時によい角度。腰を引くので、サドルが地面と平行に近いと、特に角がお尻とか膝の内側に当たって気持ち悪い、ていうかコケる。
サドル面をシートポストに対して直角にする。これが機能的で美しいとその筋では言われている。このコマンドポストWUの下がりきった角度である。
そしてこの角度は、サドルをモモでつかみやすい。下ってるときは体の下でバイクを遊ばせ、コーナーで内側のモモに当てたりすると具合いい。
そして、サドルは当たり前に上下し、しかも理想の角度に可変するというXXな、いや奇抜かつ絶対欲しかったドロッパーシートポスト。そんなもんを具現化したコマンドポストWUを使ってみた。果たしてベネディクト兄弟は、ほんとに俺たちをWU ウー!って言わせてくれるのか!
まずは初期のセッティングを慎重に行った。サドルの角度が変わるということは、伸び切った状態、つまり漕ぐ状態での角度設定がとても重要だということ。
【ひとくちメモ】最近のサドルの角度調整は、サドルの上に板をおいて、その上にスマホを乗せて傾斜計を使うのが調子いいよとコウジくん。
で、実際の使い勝手だが、ドロッパーシートポストとしての使い勝手は抜群だ。まず操作レバーの動きが軽い。昨年怪我して手術した左の親指でもノーストレスで操作できる。これは嬉しい。レバー操作が絶望的に重いドロッパーって、実は結構あるんだよ。
そして高さの調整幅が細かい。たぶん無段階調整と言われるやつだが、サドルの高さを好きな高さにキメられるのはありがたい。
そして肝心の角度の変化だが、これはもう角度がきちんと変わるとしか言いようがない。だってサドルには座るわけじゃないし。
しかしだ、激坂を下る時にやって欲しいことがある。一番下にして角度の付いたサドルに、腰の前面、骨盤前面をびしっとくっつけて欲しいのだ。
ポストと直角になったサドルは、なんだか骨盤にしっくりとピッタリとくる。そして縮まったカラダはバイクと一体になって、ビシっと安定するカンジがする。これは体重がしっかり後輪に乗ってるということ。車体も安定して、狙ったラインをズバッと走れる。試してみて。たぶん、ウー!って言うと思う。
でもそのウーは、ウーッ!って語尾が上がる感じのやつというより、ウ~ッ、って感じで、低い声で、やるね~って感じのウーになると思う。
この違い、わっかるかなー。でもたぶん大丈夫。乗ればみんなわかる。
新登場のRapide CL IIは、Rapide CLX IIの定評ある性能をより多くのライダーに体感していただけるホイールです。リムはRapide CLX IIと同じものを使い、各部を正しく仕上げたチューブレス設計が驚異的なスピード、秀逸な効率性、卓越したハンドリング性能、そしてあらゆるコンディションで優れた安定性を実現。お求めやすい価格設定ながら、秀逸なパフォーマンスを備えたスピードに優れるホイールです。
ハイトの高いフロントリムは横風の影響を受けやすく、それによってバイクがふらつき、場合によっては失速を招くことも。そこで、ライダーが横風に対応できる実際の反応時間を基に、モデリングアルゴリズムを新たに作成し、路上テストで検証しました。新しいフロントリムはこのアルゴリズムを利用し、急な突風が吹いたときに、これまでのリムハイト50mmのフロントリムより空気抵抗が低く、安定性が25%向上しています。
リアホイールはバイクの中で風が最後にぶつかる場所であり、リムハイトが高めでもステアリング性能に悪影響を与えません。そこで、バイクの最後端にあるこの部位で空気抵抗を最小限に抑える、リムハイト60mm、外幅30mmのリム形状を開発しました。このRapide CL II リアリムは、バイク後部の乱流を減らし、空力性能を最高レベルに高めます。フロントホイールと組み合わせると、実際の走行環境下において世界最速のパッケージです。
Rapide CL II ホイールは、カーボン素材のレイアップからニップルの最終的なテンション調整まで、すべての工程が手作業で行われます。36tスターラチェット仕様のDT Swiss 350ハブを、同じくDT Swissのコンペティションレース・ストレートプルスポークで組み、前後セットで重量1,590gを達成。信頼性と耐久性ともに申し分なく、最高のパフォーマンスを発揮します。
チューブレス化すると転がり抵抗が低くなるというのは、ハンドリング性能の向上や驚異的な耐パンク性能などのメリットと同様、疑う余地のない特性です。Rapide CL IIの開発では、これまでで最も厳格かつ広範囲にわたる開発とテストを実施。その耐衝撃基準は現在の業界基準のほぼ2倍でありながら、可能な限りの軽さを実現しています。Rapide CL IIは、最大空気圧110psiでに対応したフックドリムを採用。これにより、タイヤビードは確実に保持され、チューブレス化やタイヤの着脱が今まで以上に簡単になりました。