A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

今でも法人接待コースの良いところを残しているコースも・・・

2012-01-19 | GOLF LIFE
昔からの名門コースを除けば、バブル崩壊以降の接待コースの今の姿は昔の面影は無い。コースによっては安いセルフレーが増えたり、維持運営費の節約で手入れが行き届いていないのが目立ったり。
そんな中、先日訪れたのは青梅にある東京バーディークラブ。経営がユニマットに変ったが運営方針は変らなかったと聞いてはいた。このコースを訪れるのは今回が初めてだったが、まずは自宅から近いのがいい。混んでいなければ下道を行っても1時間弱。いつも遠いコースに行くのに慣れているので普段通り慣れている下道で行けるのは何か調子が狂う。16号線を横切って、圏央道を横切るとすぐ平坦な地形から丘陵に入ってすぐだ。

いわゆるバブル期に作られた豪華絢爛な建物ではないが、落ち着いた雰囲気のクラブハウスだ。ここのスタート予約はスタート時間ではなく、集合時間を予約するそうだ。揃ったところでスタート時間が決まるが、それほど待たされることもなくスタートできた。すべてキャディー付きのプレーでセルフプレーは無し。カートのフェアウェイ乗り入れをしているが、コースは荒れたところは無く綺麗に整備されている。7分間隔でのスタートで、途中はまったくつかえることなくスムースにプレー出来たが、その理由は組数が最大でも44組にしているとのこと、50組以上入れるコースとは違ってゆったりプレーできるのも気分がいい。レギュラーティーからでも6700Yもあり、ミドルも400Y前後で第2打を乗せるには難しい。さらに、ティーグラウンドからは殆どが打ち下ろしだが、グルーンは反対に微妙に上りが多くグリーン面が見えないホールが多いので、アプローチの距離感が難しい。特設ティーは一切無いというのも、ゴルフの原点をしっかり守っている。コース内外に防球ネット、高圧線が無いというのも景観が優れている原因だろう。
そして、このコースの特徴は支配人が料理長という点。たまたま当日は昼のランチがビュッフェメニューであったが、どの料理も本格的な料理人が手をかけて作ったという感じで、見た目だけでなく味も絶品。寿司やカツは、オーダーしてから握ったり、揚げるという徹底ぶり。さらにプレー後のパーティー料理もよくある大皿に盛り付けたものではなく、各人毎のコース料理とは恐れ入った。

いいことずくめで、久々に法人接待コースのサービスを満喫できた。最近の安かろう悪かろうというサービスが広まる風潮の中で、多少料金が高くても本当にお客様を迎えるというスタンスで運営しているのは客としても嬉しい限りだ。
そして肝心のプレーの方は、トリ無しゴルフを目指したものの、アウト、インどちらも肝心な所でトリどころかダブルパーを叩いて90は切れず。ショットは良くなってきたが、課題はアプローチ。どうやらイップスの一歩手前の気配。
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