家庭での血圧測定が重要であることが最近明らかになってきました。
診療所や病院で測定した血圧よりも、そのひとの日常的な血圧を反映しています。
自分の血圧を知るという意味で、ぜひ家庭でも血圧を測定し記録してみてください。
家庭で血圧を測定するときは、下表の項目に注意しましょう。
①測定する前には5分ほど安静座位でリラックスする
②測定時は座位で、上腕(カフ)は心臓の高さまで上げる
③1回目の測定値は緊張のため高くなることがあるので、通常2~3回測定し、その平均値あるいは最低値を求めて記録する。
④測定のタイミングは、早朝なら起床後1時間以内、排尿後、朝食・服薬前、夜であれば就寝前に行う
⑤2週間~1ヶ月の血圧の平均値が目安となる。朝と夜で血圧は変動するため、通常自分できめたタイミング・方法で測定し平均値とするとよいでしょう。
本日午後10時25分より、NHK「総合診療医ドクターG」に出演します、お手すきでしたらご覧いただきたいです、では次回に。
科学的根拠に基づく最新医学情報とグローバル・スケールでの先端医学のホットな話題を提供し、わかりやすく解説します。メルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」こちらいかがでしょうか。
臨床推論の総論とピットフォールをマンガでサクッと1時間以内に習得できます。エキスパート診断医への一歩を踏み出すことができます。「マンガ臨床推論~めざせスーパージェネラリスト~」こちらも合わせていかがでしょうか。
テレビや新聞より早いグローバルな情報や科学的に正確なエビデンスに基づき、サプリなどの宣伝なしの信頼性の高い中立な情報をお届けします。キンドル版「知っておくと役に立つ最新医学2016(ノンフィクション)」こちらもいかがでしょうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます