先日、「隠れ扁平足」についてご質問を頂きました。ありがとうございます。今回は、扁平足とそのおすすめ対処法についての記事になります。ご興味のある方はぜひ読み進めてみてください。
隠れ扁平足って何?扁平足と何が違うの?
まず、一般的にいわれている「扁平足」は、普段から「土踏まずが地面に着いている状態」を指すようです。これに対し、「隠れ扁平足」は、普段は土踏まずがあるけれど、歩いた時など、力を入れると「土踏まずが無くなる状態」を指すようです。
扁平足の時には、何をしたら良いの?
ネット情報も含め、扁平足と調べると以下のような方法が示されています。
①インソール
②タオル掴み(あしゆびジャンケン)
③前脛骨筋トレーニング
④サポーター
一般的な方法で直らないときは?
軽度な状態では、上記方法で改善するケースもあるようです。しかし、より重度な状態では、上記方法では改善がみられません。そのようなときは、どうしたら良いでしょうか。まずは、上記方法で直らない原因を追究し、その解決方法を見つけるところからはじめましょう。
①インソール
確かに、見た目状のアーチは挙上するかのようにみえます。しかし、大変なリスクも含んでいます。それは「アーチを復元させる能力を失ってしまう可能性」を含んでいるということです。そもそも足アーチを形成するためには「足底腱膜によるウィンドラス構造」が必要です。しかし、インソールでアーチを持ち上げる際に、この「足底腱膜」に直接ストレッチストレスをかけてしまいます。これにより、自助によるアーチ形成能力を自ら捨ててしまっているともいうことができます。
②タオル掴み(あしゆびジャンケン)
足部にある筋肉や腱を動かすことを目的としているようです。しかし、「ウィンドラス」を発動させる動きとは真逆の動きとなります。
③前脛骨筋トレーニング
前脛骨筋自体、拮抗筋である下腿三頭筋に対抗できるほどの力はありません。理屈状はアーチを引き上げるような動きを行いますが、非現実的なトレーニングと言わざるを得ません。
④サポーター
サポーターで支えられるほど、足へのストレスは弱くはありません。また、支えられるほどのサポートがあるものは、よほどの圧力を必要とするため、装着することすら敵わないほどの強度が必要となってきます。
それでは一体、何をしたら良いのでしょうか。
大事なのは「ウィンドラス」!?
上述、何度か出てきている「ウィンドラス」という仕組みが、「足アーチ形成」には最も重要なポイントということができます。この「ウィンドラス」とは、直訳すると「巻き上げる」という意味です。これは、足の指が動くことで「足底腱膜」が巻き上げられ、「足アーチ」ができあがるという非常に機能的な人間の能力です。この「ウィンドラス」を如何に発動させるかが「扁平足の改善」にもっとも寄与すると考えられます。ゆえに、この「ウィンドラスを破壊する行動、アイテム」はすべて危険な方法ということができます。
扁平足や隠れ扁平足の時には、何をしたら良いの?
つづく
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