うちの母はちょっとだけ面白い。
PTAなどで前に出ていくタイプでは全然ないし、挨拶(社会人がするあの当たりさわりのない挨拶)も下手なほうだし、人へ愛想を振りまく
ことも苦手、というか、もう彼女自身する気もないだろう。
でもでも、身内でいるときは、ちょっと面白い。
特に私の中では、宮古島の人のアクセントの真似
本当に宮古島出身者みたい。親戚に宮古島の人がいるわけでも、親友に宮古島の人がいるわけでもない。
どこで習得したのか分からないけど、宮古島の人のアクセントができる
昔働いていた所で「あんた宮古島出身ね?」ってみんなに言われるほど褒められたと豪語する。
私は彼女のこの能力、外国語習得などの他の方面へ力を発揮できなかったのかと誠に残念に思う。
でも母はこれを楽しそうに披露するからいっか。
母のお蔭(?)で、道で宮古島のアクセントを耳にすると、とても親近感が出てきて、宮古島アクセントの真似をつい頭の中でやってしまう
んだ。