写真日誌

気ままなフォトスケッチです。

鎌倉お寺巡り 明月院(1)

2009年05月08日 | 神社・仏閣
 名月院(あじさい寺とも呼ばれて有名で、花のシーズンには観光客が多数)。
明月院は、臨済宗建長寺派に属する寺。首藤刑部太夫・山ノ内経俊が永暦元年(1160)に
平治の乱で、戦死した父・首藤刑部大輔・俊道の菩提供養として、明月院前身の明月庵を創建。
その後、康元元年(1256)、鎌倉幕府五代執権・北条時頼が執権を北条長時に譲って、
この地に最明寺が建立し、出家生活をここでおくったが37歳で死去。
後に時頼の子・八代執権・北条時宗が最明寺を前身に蘭渓道隆を開山に禅興寺を創建した。
康暦二年(1380)、足利氏満から禅興寺中興の命を受け、関東官領・上杉憲方は寺院を拡大し、
塔頭も建てた。この時、明月庵は明月院と改められ支院の首位におかれた。
上杉憲方の法名は明月院に由来する。
足利三代将軍・足利義満の時代に禅興寺は関東十刹の一位となったが、
明治初年に禅興寺は廃寺となり、明月院だけが残った。本尊は聖観音菩薩坐像。国指定史跡。
<鎌倉の観光ポータルサイト『鎌倉ぶらぶら』> より

 名月院への道





 名月院総門




 山門

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