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中国の尖閣諸島沖衝突事件に始まり、北朝鮮と韓国の砲撃事件と、日本の周りの動きは騒がしいですね。
世界経済を動かすだけの力を付けてきた東アジアではありますが、こうして見ると、まだまだだなあ、という気もします。
朝鮮半島のように同じ民族間で争う国があったり、中国のように海の上の領海線を西へ東へと広げようとする動きがあったり。
かつて欧州でも国境線を巡って戦争は何度も繰り返されてきましたが、西ヨーロッパの国々で今なお国境を巡って争う話は聞きません。
大陸続きの国々はそれぞれの文化や言語を持っても、EUという同盟のもとにお互いを尊重し合う意識が発達しています。
鉄道でさえ、国境を越えて伸び、共同で運行されている列車もあるほどです。
昨今の東アジアの数々の動乱を見るにつけ、同じようにお互いを認め合う日はまだまだ来ていないな・・・・・・と思うわけです。
文明や科学の発達、経済の発展だけでなくて、やはり意識の発展が、今後のアジア諸国には必要なのではと考えます。
もちろん、日本も堂々と胸を張れる国として今後もずーっと成長してほしい。それが難しいことと分かっていても。
(だから、どんなジャンルにおいても、意識においても、2位ではいけません・笑)
それはさておき。
実は北朝鮮の後継者、キム・ジョンウン氏ですが・・・
三男である彼が後継者の可能性が高いということを、私は2005年に知っていました。
それを教えてくれたのは、キム・ジョンウン氏と専門学校の同級生だった人です。
私がロンドンにいた頃に、実家の母と妹がロンドンに会いに来てくれたのですが、その時ロンドンに母の知人の息子さんが仕事で来ていて、ひょんなことから4人で会食をする機会がありました。
その男性はスイスに留学した経歴があったのですが、会食の中で私が「ロンドンにいる韓国人の友人に北朝鮮の拉致問題のことを訴えても、こちらの立場で話を聞いてくれない」という話をしたところ、「実は・・・」という感じで興味深い話をしてくれました。
スイスの専門学校で同級生だったJohn(ジョン)と呼んでいた男の子が、北朝鮮の「将軍様」の三男であること。彼は明るく社交的でバスケットボール部に所属していたこと。普通の学生に見えたが、学校の行き帰りを黒服の男が同行していて、セレブかVIPの類だとすぐ気づいたこと。彼の一番近い友人から、「北朝鮮の高官の親族らしい」と聞いて、キムという苗字に思い当たったこと。
すぐに、親族というより子どもじゃん!と分かったそうですが。
その三男が後継者になると思う、という話を彼から聞いたとき、私は「民主主義の世界を知っている人なら、北朝鮮を変えてくれるのでは?」と淡い期待を抱いていました。
でも、現在に至ると、その期待は完全に打ち砕かれましたけれど。
まさか、こんなに早く出てくると思っていませんでしたしね。
ジョンウン氏は現在、「帝王学を学んでいる最中」なんだと思います。
今回の韓国への砲撃も、韓国へ対してという面と、国内に対して、更にはジョンウン氏に対して見せるものだったようにも思うのです。
彼がどんな主君になるのか分かりませんけど、父親である将軍様が死んで、いつかは内部でクーデターが起こりますように、と密かに願う私です・・・
↑上で書いた、韓国人が北朝鮮寄りで拉致問題のことを考えてくれないという話ですが。
私が「北朝鮮のこと、どう思う?人を拉致するなんて、誘拐の犯罪と同じよ」と語ったあのとき。
韓国でも拉致された人は多いので、同じように「ひどいことをする」と考えていると、単純に私は考えてたんです。
でも、彼らの考えは違っていました。
一人の韓国人女性はこう言いました。「将軍様は、ちょっと厳しい態度なだけよ」
更に、兵役経験もある韓国人男性はこう言いました。「そんなことを言うなら、日本は竹島を返すべきだ」
その瞬間に、私は「あっ、しまったなあ」と気づいたわけですね。
彼らは北朝鮮の人たちと同じ民族だったと。
他国の人間から同じ民族の悪口は聞きたくない。拉致問題であったとしても、あまり強く言えない。むしろ言いたくない。
そういう思いがはっきりと見えたので、私自身の発言は間違いではなくても、彼らには耳が痛かったのかな、と思って、ちょっとだけ悪かったなと思いました。
でも、竹島の問題は別ですけれどね。
それにしても、この国の周りはどう動いていくんでしょう。
北朝鮮からテポドンやノドンが打ち込まれてきたらどうしよう。
来年はどうなっている?再来年は?10年後は?
心配は尽きません。
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綾子(Ayako)~広島の原爆投下65回忌・鎮魂の歌 【私の大おばの実話】
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中国の尖閣諸島沖衝突事件に始まり、北朝鮮と韓国の砲撃事件と、日本の周りの動きは騒がしいですね。
世界経済を動かすだけの力を付けてきた東アジアではありますが、こうして見ると、まだまだだなあ、という気もします。
朝鮮半島のように同じ民族間で争う国があったり、中国のように海の上の領海線を西へ東へと広げようとする動きがあったり。
かつて欧州でも国境線を巡って戦争は何度も繰り返されてきましたが、西ヨーロッパの国々で今なお国境を巡って争う話は聞きません。
大陸続きの国々はそれぞれの文化や言語を持っても、EUという同盟のもとにお互いを尊重し合う意識が発達しています。
鉄道でさえ、国境を越えて伸び、共同で運行されている列車もあるほどです。
昨今の東アジアの数々の動乱を見るにつけ、同じようにお互いを認め合う日はまだまだ来ていないな・・・・・・と思うわけです。
文明や科学の発達、経済の発展だけでなくて、やはり意識の発展が、今後のアジア諸国には必要なのではと考えます。
もちろん、日本も堂々と胸を張れる国として今後もずーっと成長してほしい。それが難しいことと分かっていても。
(だから、どんなジャンルにおいても、意識においても、2位ではいけません・笑)
それはさておき。
実は北朝鮮の後継者、キム・ジョンウン氏ですが・・・
三男である彼が後継者の可能性が高いということを、私は2005年に知っていました。
それを教えてくれたのは、キム・ジョンウン氏と専門学校の同級生だった人です。
私がロンドンにいた頃に、実家の母と妹がロンドンに会いに来てくれたのですが、その時ロンドンに母の知人の息子さんが仕事で来ていて、ひょんなことから4人で会食をする機会がありました。
その男性はスイスに留学した経歴があったのですが、会食の中で私が「ロンドンにいる韓国人の友人に北朝鮮の拉致問題のことを訴えても、こちらの立場で話を聞いてくれない」という話をしたところ、「実は・・・」という感じで興味深い話をしてくれました。
スイスの専門学校で同級生だったJohn(ジョン)と呼んでいた男の子が、北朝鮮の「将軍様」の三男であること。彼は明るく社交的でバスケットボール部に所属していたこと。普通の学生に見えたが、学校の行き帰りを黒服の男が同行していて、セレブかVIPの類だとすぐ気づいたこと。彼の一番近い友人から、「北朝鮮の高官の親族らしい」と聞いて、キムという苗字に思い当たったこと。
すぐに、親族というより子どもじゃん!と分かったそうですが。
その三男が後継者になると思う、という話を彼から聞いたとき、私は「民主主義の世界を知っている人なら、北朝鮮を変えてくれるのでは?」と淡い期待を抱いていました。
でも、現在に至ると、その期待は完全に打ち砕かれましたけれど。
まさか、こんなに早く出てくると思っていませんでしたしね。
ジョンウン氏は現在、「帝王学を学んでいる最中」なんだと思います。
今回の韓国への砲撃も、韓国へ対してという面と、国内に対して、更にはジョンウン氏に対して見せるものだったようにも思うのです。
彼がどんな主君になるのか分かりませんけど、父親である将軍様が死んで、いつかは内部でクーデターが起こりますように、と密かに願う私です・・・
↑上で書いた、韓国人が北朝鮮寄りで拉致問題のことを考えてくれないという話ですが。
私が「北朝鮮のこと、どう思う?人を拉致するなんて、誘拐の犯罪と同じよ」と語ったあのとき。
韓国でも拉致された人は多いので、同じように「ひどいことをする」と考えていると、単純に私は考えてたんです。
でも、彼らの考えは違っていました。
一人の韓国人女性はこう言いました。「将軍様は、ちょっと厳しい態度なだけよ」
更に、兵役経験もある韓国人男性はこう言いました。「そんなことを言うなら、日本は竹島を返すべきだ」
その瞬間に、私は「あっ、しまったなあ」と気づいたわけですね。
彼らは北朝鮮の人たちと同じ民族だったと。
他国の人間から同じ民族の悪口は聞きたくない。拉致問題であったとしても、あまり強く言えない。むしろ言いたくない。
そういう思いがはっきりと見えたので、私自身の発言は間違いではなくても、彼らには耳が痛かったのかな、と思って、ちょっとだけ悪かったなと思いました。
でも、竹島の問題は別ですけれどね。
それにしても、この国の周りはどう動いていくんでしょう。
北朝鮮からテポドンやノドンが打ち込まれてきたらどうしよう。
来年はどうなっている?再来年は?10年後は?
心配は尽きません。
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