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今日の時事通信ニュースによると、何と国際テロ組織アルカイダによるフランス・パリへの爆破テロ予告があるとのこと。
テロの標的として名が挙げられているのは、以下の箇所。
エッフェル塔、シャルル・ド・ゴール国際空港、オルリー空港、シャンゼリゼ通り~凱旋門、ディズニーランド・リゾート・パリ。
あんまり恐ろしくて、想像するだにぞっとしました。
どの場所も非常に馴染みのあるところですが、春はパリへの観光客が多い季節。
人の多いところを狙うのがテロですから、名の挙げられた箇所で実際にテロが起きたら、その被害は予想を遥かに超えたものとなるでしょう。
実は私も春先、パリを訪れるつもりでいました。
それがまさかのテロ予告で、何となくキモチワルイので、渡航を延期にしようか迷っています。
多分多くの旅行代理店も、キャンセルや問い合わせ等の対応で大変なのではないでしょうか・・。
でもロンドン・テロを体験した私の直感では、今回のはただの脅しであって、とりあえず半年以内には実行されないのではないかとも思うのですが。
予告なんてしたら、厳戒態勢で警備することは誰にでも分かりますよね。
今でさえテロという非人道的な行為があまりにも多発しすぎて、耳に慣れた言葉になってしまっています。
今後「テロのない未来」を作ることはできるのでしょうか。
もちろん、そうでなければならないんですが。
そして、国際テロ組織アルカイダを始めとするテロリストに対しては、私は甚だ強い恨みを ―どちらかというと個人的に― 持っています。
何故か私が渡航してる時、渡航する直前、また今回のパリや、2002年のバリ島のように、渡航を考えていた矢先・・・ にテロやテロ未遂を起こされるのです。
ロンドンの同時多発テロの日、私はいつも地下鉄かバスで中心部の職場に向かっていましたが、その日は何となくバスで行く気になり、バスを選びました。
そしたら、乗るはずだった地下鉄の通過駅、エッジウェア・ロード駅で爆発があり、7人が死亡しました。
ニュースを知ってからゾッとしました。
地下鉄を選んでいた場合の自分の人生って、今と同じだったか?・・・等、今も考えてしまいます。
テロ当日は交通網全てマヒの為、歩いて自宅まで帰らなくてはなりませんでした。
それから数日の間、バスや地下鉄に乗るのが怖かったのなんの。
冷や汗をタラタラ流し、全身緊張感でギューッと締め付けた感覚のまま、『神よ昨日までの私をお許しください←?』と祈りながら乗っていました。
この数日間の地下鉄での恐怖というのは、人生で初めてのものでした。
多分、もう二度と味わうことはない「恐怖」じゃないかと思います。
それは、自分自身と「死」を結びつけて味わう初めての「恐怖」でした。
2週間後に緊張が解けた頃、またまたテロ予告が噂され、「大きな駅や建築物には行くな」と言われていたのに、韓国人の友人の送別会があった為ビクトリア駅(←大きな駅)のパブで飲んだことも。
あの日のビールは奇妙なことに、何の味もしなかった事を覚えています。
多分、精神的にかなり緊張していたんだと思います。
ゆっくり別れを惜しみたかったのに、「テロがあるかもしれないからそろそろ帰ろう」と早めに解散したのでした。
ちなみに、本当にその日2度目のテロがあり、ひと気のない地下鉄内数ヶ所での爆発でしたが、後からニュースを見てやっぱりゾーッとしたのでした。
更に翌年、8月にロンドンに行く直前、今度は旅客機爆破テロ未遂が起こりました。
もうロンドン行きは確定していたので、またもや私は緊張の渦に呑み込まれながら飛行機に乗り込んだのでした。
しかも、さすがテロ未遂直後・・・搭乗チェックの厳しかったことと言ったら!
持ち物全てチェックでした。
リップクリームの蓋のウラまで、見せなくてはなりませんでした。
どんだけー!です。
そんなとこに爆弾持てません・・・
そして、今回のパリテロ予告。
何度も何度も邪魔したり嫌な汗をかかせられるテロリストには、今では恐怖より怒りの方が沸いています。
その気持ちたるや、いい加減にしろぉぉ!と叫んでテロリストの顔を殴り、メテオを降らせたいくらい(ファイナル・ファンタジー参照)、恨んでおります・・・。
どうかどうか、私のパリの宝物たちが無事でいてくれますように!!!
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