宝田明さんの引き揚げ体験に号泣

昨晩は次女の担当で照り焼きチキンとサラダとお味噌汁
で頂きました。

チキンが馬鹿ウマ、お肉は超柔らかいし美味しいし僕も
後で作って見たいと思わせる様な出来栄えで超幸せでし
た。

☆

3時10分に目覚め起床、バスタブにお湯を入れながら囲
碁、将棋のお勉強、4時15分にお風呂へ、今朝の体重は
66.8Ｋで、体脂肪は33.4％でした。

その後、満州引き揚げ者の記録を見ていました。ゲスト
は宝田明さんと加藤登紀子さんで、宝田さんの話を聞い
ているだけで号泣しちゃった。

出来るならば宝田さん（85歳）には是非とも自伝を書い
てもらいたいものだねえ。85歳の現在もお元気で滅茶苦
茶に若々しい。

僕も満州国、牡丹江市で1944年（昭和19年1月15日）に
生まれ、20年8月15日の約一週間前にソ連の兵隊が日ソ
不可侵条約をいきなり破棄して満州国に雪崩れ込んで来
ました。

☆

ソ連兵はみんな監獄から出されたならず者部隊で空から
機銃掃射、地上ではタンクからタンバリンの機銃掃射を
無差別に殺戮、日本人の家屋に踏み入り金目の物を強奪

貨車に乗って逃げているときに飛行機が飛んで来たので
貨車から降りて逃げ惑っていた時に、一人のおばあちゃ
んがもう私は無理だと貨車に残ったらそこに爆弾を落と
されておばあちゃんは亡くなったそうな、

僕が小さい時に良くお袋さんが当時の思い出話を聞かせ
てくれました。

婦女子を強姦、日本人は逃げるので精一杯、子供のいな
い中国人は売ってくれと、食べ物と交換したり、このま
まだと子供が死んじゃうかも知れないと中国人に預けた
ケースも多かった。

当時しばらく中国残留孤児として新聞を賑わしたことが
有りました。

昭和20年後半から撫順炭鉱で石炭堀に日本人が狩り出さ
れヘトヘトになるまで強制労働を・・・我が父もそこで
労働させられたって・・・

21年春頃から日本に引き揚げ船で舞鶴港、博多港、他に、
僕が2歳の時に満州のコロ島から日本の舞鶴港に逃げ帰
ったのです。

舞鶴から秋田県山本郡二ツ井町荷鮒の親父さんの実家へ
暫くお世話に・・・

お袋さんは実家に居たたまれなくて、二ツ井に住まいを
食い物が無い時代なので度々荷鮒の夫の実家に僕もその
数々のシーンは、今でもしっかりと脳裏に焼きついたま
まです。

二ツ井と荷鮒の間に米代川が流れていてそこは舟で、こ
の川にドボンと身を投げようかな？と度々思ったそうな。
真っ暗な夜道をお袋さんと歌を歌いながら通ったことも
脳裏に・・・

引き揚げ中におふくろさんは僕を背負っている時に、も
うこの子は生きて日本まで行くのは無理かも？　と何度
も思ったそうな。

2歳頃に何時死んでも可笑しくない状況でした。でもどっ
こい75歳まで生きたよ。

☆

5時半に新聞を読みながら朝食＋果物+紅茶3杯目+お薬も

6時半頃からブログの書き込みを、

9時に家族全員で平塚の美術館へＧＯ

外はめちゃ暑い。

平塚駅から約20分歩いて10時頃に到着、今日は安野光雅
さんの絵を鑑賞に・・・ユニークな絵にびっくりですわ。

今もお元気で御年93歳とか、細かい絵、パズル、トラン
プ、動物、騙し絵、作品だけで3000枚も・・・今日は
150点ほど観賞を、行く前はあんまり期待していなかっ
たが直に作品を見たら結構素晴らしかった。

帰りはららぽーとに寄ってランチタイム、僕は黒天丼を
頂きました。

てんぷらがあまりにも巨大で、全部は食べられなかった。

2時20分に帰宅、流石に外は暑すぎてグロッキーだった
ので2時間もバタンＱ　4時半からブログの更新を・・・

これからまた囲碁、将棋の勉強の続きでもやるつもりで
す。