6月26日梅雨空が心配でしたが、13名で明智光秀ゆかりの地、坂本、他に出かけました。
10時10分にJR比叡山坂本駅に集合し、タクシーに分乗して 西教寺に向かいました。
大河ドラマの舞台にもなると思われる西教寺ですが、天気も悪いためか人出は少なく良かったです。総門は坂本城から移築。
本堂の横に、明智家一族のお墓があります。
一番左側に、妻煕子(ひろこ)のお墓がります。 結婚直前に「疱瘡であばたが出来たので、妹と代わりたい」との申出を光秀は断り、生涯連れ添ったと伝わります。
客殿は伏見城から移築されました。襖絵は狩野永徳他が描き、秀吉が使った部屋もあります。
客殿奥の庭は小堀遠州作です。 紅葉や雪景色も綺麗ですが、この時期も、美しい。
室町時代の徳政一揆の時に、誤解した叡山の僧兵が西京寺に攻めこんだ際に、一匹の手白の猿が真盛上人の身代わりに鉦をたたいていた。上人の「不断念仏」に感じいり、引き上げた。
手白猿の屋根飾りが各所にあります。
西教寺の見学を終えて、バスで出発点に戻りました。 駅のすぐ、北側に石積の郷公園があり、穴太衆の説明板もあります。
東南に15分ほどで明智塚があります。
国道を渡り、琵琶湖に出た所辺りが坂本城の本丸があったと推定されています。石垣の遺構が波間に見られます。
坂本城址公園には 光秀像が。 東屋で昼食をしていると雨が降り出して、しばし雨宿りしました。
京阪坂本線で松ノ馬場駅から三井寺駅に移動。琵琶湖疎水の閘門です。
琵琶湖疎水のトンネルです。
長い階段を登ると、三井寺の観音堂がありす。33年ぶりの本尊如意輪観音像が見られました。
再び、京阪坂本線、京津線で東山駅まで移動。 駅のすぐ東南の白川沿いに光秀饅頭で有名な餅寅があります。
路地の奥に、光秀の首塚があり、餅寅の方々が供養されています。この頃には天気も回復していました。
大河ドラマ「麒麟がくる」はコロナの影響で、時期がずれるようですが、今後も光秀ゆかりの地にも行きたいと思っています。