第9回 神戸八宮巡り
比較的穏やかな新年を迎えられて、恒例の初詣として神戸八宮巡りをしました。
本来は、順番通りに巡りたいのですが、高低差や距離を考慮して神戸市バスやタクシーを活用することにしました。
10名がJR三宮駅に10時に集合して一番近くの二宮神社に向かいました。
二宮市場ですが、まだまだお正月で殆どのお店が閉店でした。 ずっとかも。
二宮神社です。 ご祭神は農作物の守り神の天忍穂耳尊と応神天皇です。
少し西にある一宮神社です。 ご祭神は航海、交通安全他の守り神の田心姫命です。
市バスで三宮神社前に移動。ご祭神は湍津姫命。二宮神社の兄神と年に1回対面されるそうです。
神社の前には 神戸開港の際に、社前で備前藩士が仏水兵らを負傷させ、
後日切腹した神戸事件の説明版があります。
三宮神社の手水社の背後には色ガラスが配され、さすがお洒落の町、神戸です。
市バスで五宮町に移動。そこから少し坂道を登った所に、五宮神社があります。
ご祭神は国土発展と経営の天穂日命です。
再び市バスで神戸駅に移動し、一旦分かれて昼食。12時55分発の市バスで七宮神社へ。
ご祭神は兵庫の津を開拓した神と信じられている大己貴命で、航海安全、土地開発他の神様です。
徒歩で国道2号線を神戸駅に移動。
その途中に鎮守稲荷神社の境内に平清盛の弟の経盛の第二子「経俊」の塚があります。
本殿にはビリケン像がガラス越しに見えます。ビリケンさんは米国の女性彫刻家が夢に見た
神様をモデルにして作り、幸運のマスコットとして流行しました。 戦前に作られたビリケン
さんは国内では2体だけで、残り1体は近くの松尾稲荷神社にあります。
神戸駅から大倉山まではタクシーで移動。八宮神社のご祭神は熊野樟日命と素戔嗚尊。
明治42年に小学校建設の為に六宮神社が合祀されました。 ご祭神は天津彦名命と
応神天皇です。
最後の四宮神社へ行く途中に関帝廟があります。 建物や柱の彫刻が綺麗です。
やっと四宮(よのみや)神社に着きました。市杵嶋姫命で芸能神として近くの花隈芸者の
守り神と言われました。
境内には立派な会館もあり、トイレも完備されています。
一日中、快晴で風も弱く、快適な史跡巡りでした。