第8回 神戸 布引滝、市章山 他
今回は、11月17日(金)に 7名で神戸市の布引滝、市章山、他に行きました。
夜中に大雨が降っていましたが、10時30分有志で阪急三宮駅から布引滝に出掛けました。
神戸三宮阪急ビルの29Fのビューラウンジに上がると本日の目標の市章山と錨山がよく見えます。
徒歩で、新神戸駅経由して少し行くと布引滝の雌滝(19m)があります。
更に少し登ると、雄滝(43m)があります。周りの岩が白いので、白布をさらしたように
見えることから名付けられました。
布引滝の近くの徳光院に行きました。元は7世紀に役小角が創建した滝勝寺がありましたが瀧山城落城で伽藍が失われていたのを川崎造船所の川崎正蔵が徳光院として、1906(明治39)年に再興しました。
布引滝の辺りは、まだ紅葉していなかったですが、ここでは見頃でした。
多宝塔は垂水区から1938年に移築されましたが、1478年に建立されたもので、県内で最古の物です。
一旦、三ノ宮に戻って昼食後、他のメンバーと合流し、タクシーで再度山方面に移動しました。1938(昭和13)年に広大な土地を無償貸与されたと言う碑があります。
整備された山道を東に進みます。
城山(338m)の山頂付近に滝山城址の碑があります。大阪湾が一望出来る戦略上の拠点で、松永久秀、荒木村重等の使いましたが、1579年信長により、落城しました。
西に戻った後、南下すると、市章山の上に出ます。 神戸港や大阪湾が一望できます。
1907(明治40)年に築港起工を記念して松を植栽したのが始まりで、1967(昭和42)年
電飾されました。43度の急傾斜地で、保全も大変と思います。
市章山の近くに錨山があります。 1903(明治36)年の明治天皇の観艦式の際に
数百人の小学生が錨形の人文字を作り、日の丸を振って歓迎したのが始まりです。
38度の急傾斜地なので、怖かったを思います。
らせん状のビーナスブリッジまで下って来ると市街地に近づきます。
夜に再度、29階に登ると市章山、錨山が綺麗に点灯していました。 船乗りの良い道しるべになっていることが分かりました。
山中では青空が見える好天でしたが、市街地まで下りて来た頃に、雷を伴う雨が降り出しました。大して濡れなくて助かりました。 午前が5km、午後も5kmで程よい汗をかきました。