ONCC 史跡探訪クラブ

史跡探訪の活動記録・紹介

第8回 坂越

2022-03-08 | 日記

第8回 坂越(さこし)

3月4日、青春18チケットを利用して、赤穂の坂越にカキを食べに行きました。
カキにつられて、JR大阪駅に15名が8時10分に集合。 新快速と快速で坂越駅に
10時08分に到着。 道中は比較的、空いていて座れました。


坂越駅は駅員が時々いるという感じで到着時は無人でした。


千種川の対岸の山と山の間の低い所の坂を越えると坂越湾に着けます。


千種川の左岸に高瀬舟の船着き場跡があります。 上流の佐用方面から年貢米や
製塩に必要な薪が運ばれました。


街道には丁度、お雛様が飾られていました。


坂越湾の治安維持の為に設置された木戸門跡で、夜間は閉じられました。


低い峠を越える大道沿いに、古い町並みが 残っています。


坂越湾に面して、旧坂越浦会所があります。赤穂藩の行政や事務も担っていましたが
藩の茶屋としても活用されていました。


二階には 湾を臨める所に、茶室もあります。のんびりと湾の景色を愛でたのでしょう。


湾内に浮かぶ生島は、大避神社の神域で樹林伐採が禁止され、お蔭で原始の状態が
維持され、国の天然記念物になっています。


赤穂化成は塩や海洋深層水などを製造していますが、事務所はレトロな建物を維持管理
されています。


待望のカキ料理店「くいどうらく」に到着。駐車場は平日の割には混んでいたので
席が心配でしたが、広いのでOKでした。


2200円のかき定食でもボリューム満点で茶碗蒸しにも大きなカキが。(お店の回し者
ではありません)


食後、少し先にまで足を延ばし、弘法の井戸を見ました。
海のすぐ近くなのに飲めるようです。


帰路はバスの予定でしたが、コロナ対策で運休中。 相生湾の壺根古墳群は諦めて
同じルートを。 奥藤酒造の奥には郷土館があり、酒造、廻船、漁業関係の資料が。


坂越まち並み館は、大正末期に建築された旧奥藤銀行が使われており、当時の大きな
金庫があります。


分厚い扉も開けられました。


予定よりも早く姫路に戻れたので、有志で御座候のあずきミュージアムに行きました。
豪華な雛飾りが。


入館料1200円の割に、内容が乏しく、がっかり。お庭は綺麗ですが。下見して
なかったのを大いに反省しています。


それでも、東姫路駅の近くに、飛鳥時代の「四天王寺式」の市之郷廃寺跡がありました。


坂越湾地図