ONCC 史跡探訪クラブ

史跡探訪の活動記録・紹介

第12回 岡崎城、大樹寺

2023-03-23 | 日記

第12回 岡崎城、大樹寺

今回は、3月21日(祝)に 青春18チケットを活用して、徳川家康ゆかりの岡崎城、大樹寺他を見に行きました。 JR大阪駅に7時15分に集合し、7時30分発の新快速で米原、岡崎経由で中岡崎駅に11時24分に着きました。

 

今回の主目的は、徳川家康が1543年に生まれた岡崎城です。

 

朝が早かったので、まずはお城の八丁西にあるカクキュー八丁味噌屋へ行きました。

 

春休みで休日のために人出が多かったが15分程で入れました。 

ゆば天ぷら味噌煮込みうどんは1200円。 硬めの麺で味噌味で美味しかったです。

 

レストランの窓越しに、石を積み上げた大きな熟成用の樽が見えました。

2年以上熟成するとのことです。

 

東に行くと、旧東海道の岡崎二十七曲がりの標柱があります。 

敵に攻め込まれにくくするために工夫されました。

 

伊賀川に架かる竹千代橋に来ると、岡崎城の天守が見えます。 桜も咲きだしていました。

竹千代は家康公の幼名です。

 

岡崎公園には 家康公の胞衣を納めた胞衣塚があります。

 

少し北には 家康公の産湯の井戸があります。石には、葵のご紋も彫られています。

 

大手門は元は200m北側にありましたが、岡崎公園の整備時に移されました。

 

本多平八郎忠勝公の銅像ですが兜も立派で強そうです。

 

からくり時計は毎時0分と30分には開いてからくり人形が動きます。

 

家康公の熟年時の銅像です。

 

お城の近くに新しい石像が出来ました。座るとパワーがもらえるそうですがどうかな? パチリ。

 

お城の南側の乙川の桜もかなり咲き始めていました。

 

名鉄東岡崎駅の近くには、25歳頃の若い家康公の銅像があります。

 

バスで大樹寺に移動しました。 松平家、徳川家の菩提寺で、徳川十四代までの将軍の等身大の

御位牌が安置されています。

家康が桶狭間の戦の後で、ここに逃げ込み登誉上人に頑張れと諭されました。

 

家光が大樹寺の伽藍を大造営する際に本堂から山門、総門の延長上に岡崎城の天守が見えるように

配置しました。

 

岡崎駅に戻ると、人身事故で2時間以上遅れているとのこと。 運転再開した直後のために混みあいました

が、ほぼ予定通り、20時頃に大阪に戻れました。


第11回 淀 河津桜 他

2023-03-11 | 日記

第11回 淀 河津桜 他

4月を思わせる陽気に誘われて、13時30分に京阪電車淀駅に16名が集合しました。

 

今回の主題は淀の水路に咲く河津桜です。例年よりも開花が遅れ気味でしたが、

この陽気で咲いていると期待します。

 

駅前広場には、淀城内に水を引き込む為に直径8間と6間の竹製の水車が設けられ、

今はその半分のレプリカが設置されています。

 

先ずは駅の北東地区にある淀古城址を見に行きました。 秀吉が茶々の為に整備し

鶴丸が誕生しました。 今は妙教寺にその碑がありますが、コロナで入れません。

 

一旦、交差点まで戻り、西に少し歩くと淀城のお堀があります。 その一部には花が30cmも

ある「淀君」という蓮があり、7月下旬には最盛期になり、9月初めまで楽しめるようです。

 

城壁の散策路を行くと、早速、河津桜のトンネルがあります。 河津桜は植えられて

から10年後位に開花し始めるようです。

 

ここには 高遠の桜も植えられていますが、さすがに蕾固しの状態でした。

 

城址公園内に 1723年から城主を務めた稲葉家の祖「稲葉正成」を祭神とする稲葉

神社があります。 正成の妻は春日局です。

 

その隣に與杼(よど)神社があります。かつては桂川の西岸にありましたが、

1900年に移築されました。

 

江戸時代の淀城です。 宇治川、桂川、木津川が3方を囲み、場内にも多くの水路が

設けられていたことがよく分かります。

 

淀は、京街道の伏見と枚方の中間の宿場でした。 その面影が残っています。

 

河津桜は1月下旬から淡紅色の花を約1ケ月に亘って咲き続けます。 

淀の水路には2002年から植え始められ、約200本に増えています。

 

もう少し西に進むと、旧木津川の跡がありその西岸に面して木田醤油店があります。

1855年創業で元は清酒を製造していました。

 

その近くには水害から守るための石垣や住居もあります。

 

駅に戻ると、もうすぐ100周年を迎える為に改修中の京都競馬場が見えます。

4月22日に再開されます。