第8回 湖南三山、石部宿
今回は、11月28日(月)に紅葉と国宝で有名な湖南三山や石部宿の史跡探訪をしました。
5名がJR草津線の甲西駅に9時20分に集合し、9時25分発のコミュニティバスを利用しました。
可愛いバスですが、平日で空いていて、全員、座れました。 まずは善水寺に向かいます。
岩根バス停で下車し、20分位歩いて善水寺に着きました。
和同年間(708~715)に元明天皇の勅願で開山した古刹です。本堂は国宝です。
最澄が桓武天皇の病気平癒の為に祈祷した水で治癒したことから、
「善水寺」の寺号を賜りました。
元三太子堂です。 元三太子のお札も売っています。
下山道路の近くの大きな岩に磨崖不動明王がありますが、舞台造りの本堂の側にあるので、
分かりにくかったです。
バスで甲西駅に戻り、ベンチで昼食を摂りました。
JRで石部駅に戻り、バスで長寿寺へ移動しました。
長寿寺の参道は落ちた紅葉が絨毯のようになっており、素敵です。
参道脇の部屋には床紅葉と切り絵のアートがあり綺麗です。 床は残念ながら樹脂製かな?
聖武天皇の勅願で開山した古刹です。本堂は鎌倉初期の国宝です。
約1km西の常楽寺までは、歩きました。和同年間に金粛菩薩によって開山した古刹です。
本堂と三重塔は鎌倉時代に再建された国宝です。
裏山の回遊路は紅葉が美しい。
三重塔が足元のドウダンツツジと紅葉に映えています。
常楽寺からは、バスに乗らずに北へ約2km歩いて、何とか宮の森古墳を見つけました。
全長100mの前方後円墳ですが、後円部だけ残っています。 直径約55mです。
更に北に少し降りて、旧東海道に合流しました。 京都から三番目の石部宿です。
道路の両側に宿場町の面影があります。
小島本陣址ですが、説明板だけありました。
石部駅前には宿場の門が再現されています。
今回も、当初は雨かもと言う予報で心配しましたが、全員が晴女、晴男だったのか一日中晴れて良かったです。
湖東三山に較べると知名度が低いので、人出も少なく、ゆっくりと紅葉も楽しめました。