第1回 高島市 継体天皇ゆかりの地
4月6日、10名が参加し、9時に大阪駅に集合し、湖西線の安曇川駅に向かいました。
今回は 継体天皇ゆかりの地、他を探訪しました。
安曇川駅から南進すると、人家の裏手に継体天皇の胞衣塚があります。
母の振姫がお産の後、胞衣(胎盤)を埋めたとのことです。
更に南進して、鴨川を渡ると、天皇橋でした。
その近くに、鴨稲荷山古墳があります。
帆立貝式古墳で、後円部には保存用の建物があります。
二上山白石の凝灰岩の家形石棺があり副葬品からもみて、この地域の支配していた
豪族の長の古墳と推定されています。この公園近くで早めの昼食。
近くには高島歴史民俗資料館があります。
鴨稲荷山古墳の副葬品の宝冠の複製品ですが、立派で韓国との繋がりが分かります。
そこからは、北西の田中城を目指します。
途中、沢山の土筆があり、女性陣はしばしおかず用にと摘みました。
田中城内は、倒木や標識も倒れて荒れていました。イワカガミはまだ蕾固しで、スミレで我慢です。
道中の桜もほぼ満開で青空とのコントラストが美しいです。
檜(ヒノキ)並木の参道は立派です。
2段築成の帆立貝式古墳で、継体天皇の父の彦主人王の御陵とされ、宮内庁の陵墓参考地です。
その近くには、振姫が出産の際、もたれたと伝えられている安産もたれ石があり、
安産を願う習わしが残っているそうです。
駅近くまで、戻ってきて、近江牛の老舗の大吉商店に行ったのですが、閉店していました。
名物のコンビーフは又の機会に。
今回は、田中城以外はほぼ平坦で 11km。好天で楽しい史跡探訪でした。