ONCC 史跡探訪クラブ

史跡探訪の活動記録・紹介

第1回 高島市 継体天皇ゆかりの地

2022-04-10 | 日記

 第1回 高島市 継体天皇ゆかりの地

4月6日、10名が参加し、9時に大阪駅に集合し、湖西線の安曇川駅に向かいました。

今回は 継体天皇ゆかりの地、他を探訪しました。


安曇川駅から南進すると、人家の裏手に継体天皇の胞衣塚があります。
母の振姫が
お産の後、胞衣(胎盤)を埋めたとのことです。


更に南進して、鴨川を渡ると、天皇橋でした。


その近くに、鴨稲荷山古墳があります。
帆立貝式古墳で、後円部には保存用の建物があります。


二上山白石の凝灰岩の家形石棺があり副葬品からもみて、この地域の支配していた
豪族の長の古墳と推定されています。この公園近くで早めの昼食。


近くには高島歴史民俗資料館があります。


鴨稲荷山古墳の副葬品の宝冠の複製品ですが、立派で韓国との繋がりが分かります。


そこからは、北西の田中城を目指します。
途中、沢山の土筆があり、女性陣はしばしおかず用にと摘みました。


田中城内は、倒木や標識も倒れて荒れていました。イワカガミはまだ蕾固しで、スミレで我慢です。


道中の桜もほぼ満開で青空とのコントラストが美しいです。


檜(ヒノキ)並木の参道は立派です。


2段築成の帆立貝式古墳で、継体天皇の父の彦主人王の御陵とされ、宮内庁の陵墓参考地です。


その近くには、振姫が出産の際、もたれたと伝えられている安産もたれ石があり、
安産を願う習わしが残っているそうです。


駅近くまで、戻ってきて、近江牛の老舗の大吉商店に行ったのですが、閉店していました。 
名物のコンビーフは又の機会に。


今回は、田中城以外はほぼ平坦で 11km。好天で楽しい史跡探訪でした。