joint by joint theoryとは、joint(関節)ごとに適切な可動域があって、stability(安定性)がより必要なjointとmobility(可動性)がより必要なjointが足底から交互に存在するという理論で、それぞれが適正でないと弱いところに負担が掛かることになります。
先月は、足裏の真ん中・タラフリダヤマルマについて説明しました。
≒土踏まずのことです(距骨下関節)。ここは、常に引き上がってstabilityを保っていて欲しい箇所です。
そして今月は、足首と股関節について語っています。
足首(距腿関節)は反対にmobilityが欲しい箇所です。
立った状態をゼロとして、伸展は45°、屈曲は20°程度あるはずで、そこまで可動域がないよという方は、クラスの中で行っている足首の曲げ伸ばしを毎日なさってみて下さい。
足首については他に回内/回外の可動域も必要ですが、これは"自力で"足首を回すなどして筋肉を使いながら養わなければ、逆に柔らかくなりすぎると捻挫の原因になるので注意が必要です。
股関節もまたmobilityが必要なjointです。
股関節は球体関節なので、あらゆる方向に動きます。屈曲130°、伸展15°、外転47°、内転22°、外旋45°、内旋40°が基本です。ただ、股関節の場合は骨の形も関係してきますので、これより可動域の狭い方も結構いらっしゃいます。動かそうとすると痛い場合や骨がぶつかる感覚のある場合、もしくは違和感は無くとも三ヶ月間毎日ストレッチをしても可動域が広がらない様な場合は個性として受け止めることが必要になってきます。
来週(1/29)は、膝関節についてお話しします。
順番で言うと膝関節はstability jointです。それはそうですよね。だって一つの動き(屈曲130〜140°)しかできないjointですもの。逆に言うと、それ以外のことをさせるから傷める原因になるのです。
なので、屈曲以外の動きを膝関節にさせていることによって痛みがある方は、代わりに足首や股関節が本来の充分な可動域を取り戻すまで、座法は三角座りか長座か正座以外しない方が良いです。あぐらは足首と股関節の可動域が必要な座り方なので、余計にお膝を痛める可能性があります。
※お膝の痛みについては関節の可動域以外にも原因があるので、時間があればクラスでお伝えしますね。
先月は、足裏の真ん中・タラフリダヤマルマについて説明しました。
≒土踏まずのことです(距骨下関節)。ここは、常に引き上がってstabilityを保っていて欲しい箇所です。
そして今月は、足首と股関節について語っています。
足首(距腿関節)は反対にmobilityが欲しい箇所です。
立った状態をゼロとして、伸展は45°、屈曲は20°程度あるはずで、そこまで可動域がないよという方は、クラスの中で行っている足首の曲げ伸ばしを毎日なさってみて下さい。
足首については他に回内/回外の可動域も必要ですが、これは"自力で"足首を回すなどして筋肉を使いながら養わなければ、逆に柔らかくなりすぎると捻挫の原因になるので注意が必要です。
股関節もまたmobilityが必要なjointです。
股関節は球体関節なので、あらゆる方向に動きます。屈曲130°、伸展15°、外転47°、内転22°、外旋45°、内旋40°が基本です。ただ、股関節の場合は骨の形も関係してきますので、これより可動域の狭い方も結構いらっしゃいます。動かそうとすると痛い場合や骨がぶつかる感覚のある場合、もしくは違和感は無くとも三ヶ月間毎日ストレッチをしても可動域が広がらない様な場合は個性として受け止めることが必要になってきます。
来週(1/29)は、膝関節についてお話しします。
順番で言うと膝関節はstability jointです。それはそうですよね。だって一つの動き(屈曲130〜140°)しかできないjointですもの。逆に言うと、それ以外のことをさせるから傷める原因になるのです。
なので、屈曲以外の動きを膝関節にさせていることによって痛みがある方は、代わりに足首や股関節が本来の充分な可動域を取り戻すまで、座法は三角座りか長座か正座以外しない方が良いです。あぐらは足首と股関節の可動域が必要な座り方なので、余計にお膝を痛める可能性があります。
※お膝の痛みについては関節の可動域以外にも原因があるので、時間があればクラスでお伝えしますね。