よみがえりの技(わざ)

愛知・名古屋でフローリングキズ補修・建材キズ補修をしている、株式会社リペアマスターの社員たちによる現場日誌

カーテンウオールのサッシに車が衝突

2016年09月11日 | リペアマスター作業事例/中古物件

とある事務所の壁です。ガラス張りになっているのですが、車が突っ込んでしまったようです。この程度なら補修でできるのでは?という判断により、作業させていただくことになりました。

こちらの判断にて、先にガラスを交換していただいての作業となりました。
右側はこんな感じです。

可能な限り曲げ戻して、パテを打ちます。

詳細な説明は省きますが、

無事復元。

左側はこんな感じです。

まずペンチで可能な限り形を復元します。

パテを打ち、

途中を省略しますが、無事復元できました。

この後、別日に、外壁のスリキズの補修に伺いました。あとは外構屋さんが花壇を直して完了でしょう。
とても暑い日でした。そして虫よけ必携の現場でした。

ここまででなくても、サッシ補修のご相談は、お気軽に株式会社リペアマスターまで。

 

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フローリングの水染み

2016年07月08日 | リペアマスター作業事例/中古物件

植木鉢を置いていた跡です。中心に黒い染み、その周辺に白っぽい色褪せ、さらにその外側には黒っぽい染みが広がっています。

黒い染みと色褪せとでは補修方法が異なることは以前このブログでもご紹介しました。
一緒くたにやっつける、力技(ちからわざ)をやってしまうと、仕上がりもそれなりとなってしまうのです。
まず、周辺の黒い染みから着手し、明度を上げていきます・・・。

次に、その内側の色褪せ部分の彩度を上げていきます。そして真ん中の黒丸はまず近似色で塗りつぶした後、木目を描きこみ・・・

違和感なく仕上がったかと。

フローリング補修のご相談は、お気軽にリペアマスターまで。

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フローリング埋め木補修

2016年07月07日 | リペアマスター作業事例/中古物件

既存の設備を撤去したらこうなってしまったそうです。底に見えている下地材の上に既存フローリング、その上にさらにリフォームフロアーが増し貼りされており、二層の板が貼られています。

まずパテを打つための下地作り。フローリングの端材をはめ込みビス止めします。下には薄ベニヤを使用して「下駄を履かせ」ています。パテを打つために数ミリ面を下げないといけません。そしてもう一つ、この時重要なのがビスの長さです。下地板厚が最低10ミリはあると踏んで、ビスが貫通しないように長さを決めます。床下には何があるかわかりませんから。

パテで平滑面を作り、筆を入れ始めたところ。ここまでで4時間費やしています。何せ下地が重要です。

こんな感じで大まかな色を決めていき・・・

詳細に木目を描き、最後に艶を合わせてコーティング。6時間ほどの作業でした。

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焼け跡の美観回復

2016年05月26日 | リペアマスター作業事例/中古物件

原因はともかく、出火。危ういところで消火、といったところでしょう。

聚楽壁は左官屋さんの仕事。そしてここからがリペアマスターの仕事です。

細かい工程の説明は省きますが、まず、カタチを。

そして色を。

ドア、床、枠、雑巾摺まで、描きこんでいきます。

「直るんだねー。」

はい。何でもというわけにはいきませんが。

左官屋さんに取り合い部分を補修していただき、完成です。

「家のキズを直します。ご納得いくまで。」

お気軽にリペアマスターにご相談ください。

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木製玄関ドアの塗装補修

2016年05月21日 | リペアマスター作業事例/中古物件

ワンちゃんが入りたくてしょうがなかったのでしょう。開く部分がガリガリに削られています。

リペアマスター飯田さんは塗装補修作業の名手です。ペーパーを当てる手先からもプロの味がにじみ出ています。

最もいたんでいた部分です。

一日半(1.5人工)の作業で・・・

何事もなかったかのように上品な雰囲気を醸し出しています。

8か月も更新をさぼっていましたが、その間も、毎週500名を超える閲覧者数をキープさせていただいていました。ご覧になってくださった方々には心からのお礼を申し上げます。今後、いくつかの新企画を考案中です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

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階段に金庫を転がした結果・・・

2015年10月02日 | リペアマスター作業事例/中古物件

ゴン!

ガン!

もう一つガン!

空き巣が二階の金庫を持ち出すとき、大抵は転がして落とします。

段鼻の成形には強度のある樹脂パテを使用します。

さらに、着色・コーティングには2液硬化ウレタン塗料を使用しなければ、すぐに擦れて色が取れてしまいます。

元の佇まいに。

「家のキズを直します。ご納得いくまで。」

(株)リペアマスターにお気軽にご相談ください。

 

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チーク無垢フローリングの劣化補修

2015年06月20日 | リペアマスター作業事例/中古物件

リペアマスター古参の社員、伊藤さんの作業例。今回初登場となった理由は、アナログ派だったこと。
高級賃貸物件のフローリングです。擦れて塗膜が取れてしまった木地に汚れが染み込んでいます。

補修後です。

このような劣化部分も ↓

こうなります。

 このように、発色が鮮やかなフローリングの補色作業には、染料系の着色材が大活躍するのです。

 

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フローリングの水染み補修

2015年05月11日 | リペアマスター作業事例/中古物件

少し前になりますが、4月17日、蓼科に出張させていただきました。

道には残雪が。

雨漏りによる水染みが階段下のフローリングに広範囲に広がっています。

着手しようとすると、下地業者さんが天井を解体するということで、一時中断。

作業範囲が悲惨な状況に。ここで集中を切らさないように。

涙ぐましく、努力をしつつ、

当日中に完工できました。良かった~

 フローリングは内部がベニヤのような合板になっている場合が多く、水に濡れると内部からアクが出てきて染みが出来ることが多いのです。株式会社リペアマスターでは、このようなフローリングの染みや劣化の補修作業を多く手がけさせていただいています。

写真は蓼科のふもと、茅野市から見た八ヶ岳連峰。

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扉に穴があいてしまった!

2015年05月09日 | リペアマスター作業事例/中古物件

 最近の家に使われている建具は、多くが表面が薄い面材で出来ていて中は空洞になっているため、少しの衝撃でも「バリン!」と割れてしまうことがあるのです。
最近特にご依頼が多いため、今回で3回目のご紹介です。

 

パテ処理をして平滑面を作ります。打痕の場合、凹みの廻りに膨らみも発生していることがあるので注意が必要です。この作業が最後の仕上がりを大きく左右することになります。

 

平滑面が出来たら、詳細に木目を描いていきます。白に近い明るい色調のものは、調色作業も非常に繊細なものです。
最後に斜めから見ながら艶を合わせていきます。

 

同日、別現場で同様の作業がありました。こちらは完全に穴状態になっています。

 

補修後です。

 

 株式会社リペアマスターでは、ドアの穴やフローリングのキズ・劣化など、住まいの補修作業に関するご相談を承っています。こちらのページからお気軽にどうぞ。

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窓際のフローリング劣化補修

2015年04月13日 | リペアマスター作業事例/中古物件

株式会社リペアマスターでは、新築のキズ補修だけでなく、中古物件のリフォーム工事に伴う補修工事も行っています。

掃き出し窓際のフローリングは日差しや風雨の影響で特に痛みやすいところです。

際の部分は完全に塗装が剥がれ、カビが発生していました。

さらに拡大・・・

まず清掃、そして研磨、そして一枚ずつ仕切りながらベース色を吹き付け、木目を描いていきます。下の写真は違いが分かるように着色した側の養生を取って撮影しています。何故一枚ずつ仕上げていくか・・・?それは一度に全体を取り扱うとどうしても大雑把になっしまうからです。こうして微妙な色目の変化が生じ、自然な感じを醸し出すことができます。

最後に全体の色目を整え、ワックスを塗って仕上がりです。艶が上がると色目が変わって見えるので要注意です。一枚一枚、微妙に色が違うのがお分かりですか?

以上で4時間の作業でした。

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扉と枠の塗装

2015年03月30日 | リペアマスター作業事例/中古物件

輸入建材を取り扱っているナガイの建具。

(無塗装)を指定色に塗装する仕事をさせていただきました。マンションのリフォーム工事で一戸丸ごと、8開口分の塗装です。自然塗料で仕上げるとアンティーク感が出る木地ですが、今回は2液硬化ウレタンでしっかり塗膜を付ける仕上げをとのご要望。下の写真はワイピング(木地着色)の工程を行っている阿部さんと和田さん。

ずらりと並べて、今度は塗膜着色。だんだん指定色に近づけていきます。

仕上がった写真をお引渡し直前に撮らせていただきました。

枠も同様に。

見本色に合わせて。

合計6人工かかりましたが、かなり残業したので、実質8人工くらいです。やはり、1人工/開口でした。木工塗装は工程がいくつにも分かれていて、とても手間がかかるのですが、木目が生きた、意匠性のある仕上がりになります。
間違いなく今年の3月のメインイベントでした。

 

 

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ドアのシートめくれ補修

2015年03月06日 | リペアマスター作業事例/中古物件

株式会社リペアマスターでは、リフォーム現場でのもう一つの選択肢、「取り替えずに補修する」ことのご提案を行っています。

一般的な家のドアや枠は、大体、MDFの基材に木目柄のオレフィンシートを貼った物が使用されています。これが劣化してくると、糊が弱くなってシートが浮いてくることがあります。

こうなると、切り取るしかありません。

切り口はめくれ防止の処置をし、段差部分は樹脂充填剤でかさ上げして平滑面を作ります。
そのうえで、表面に木目を描き始めます。

もうちょっと。。。

こんな絵を描いています。

艶調整をして完成です。

 

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玄関框の塗装補修

2015年02月10日 | リペアマスター作業事例/中古物件

株式会社リペアマスターの、玄関框塗装補修例です。リフォーム現場で現地塗装された玄関框、こういう状態を↓

こういう状態にしただけの地味な作業ですが、↓

これが結構、大変な作業なのです。前職の塗装の方法が刷毛で色を塗っただけだったので、木目は消え、単色に塗りつぶされていた上に、色相も赤みがかっていました。

塗膜剥離剤という薬剤を使います。

こんな風に取れてきます。

完全に木地が表れた所。

ここから、木工塗装の工程に従って、施塗作業です。まず、木目を際立たせるための木地着色。

次は塗膜着色。養生をめくってフローリングと色を合わせながら徐々に色を決めていきます。

色を決めるのに、こんな秘密兵器もあります。RGBが数値で測れる優れモノ。

最後に上塗りを2回。突板の継ぎ目が目立つので、塗膜硬化後に対処予定です。

外はこんな雪模様でした。ウレタンの硬化が少し心配です。

 得意技の蹴っ飛ばしも。・・・既に想定内なので被害は自分だけで済みました。お弁当を食べずに通しで作業したのが間違い。休憩は大切ですね。

 

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クローゼット扉の穴補修

2015年02月01日 | リペアマスター作業事例/中古物件

少し前の記事はキックでしたが、このたびはパンチのようなサイズの穴です。このような扉は、中が中空になっているので、割と弱めの衝撃でもバリッと割れてしまって驚くようなことがあるのです。

まず平滑面を作り、

木目を描き始めます。

艶を合わせて完成。

リペアマスター日比野さんの作業です。

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鉄製門扉の錆補修

2015年01月10日 | リペアマスター作業事例/中古物件

とある学校のスチール製の門扉です。6年目で錆が出てきたとのことです。

溶接のビード部から塗膜が割れ、そこから錆びて剥がれていました。一番大きかったものを撮影しましたが、正門、東西の通用門の3か所に大小10か所以上の錆剥がれが発生していました。

こんな道具で錆を落とします。

削ってまあまあきれいになったところ。

塗料を調色します。依頼主から用意された色は新品の色なので、実際の色(彩度が落ち、色相も赤黄が落ちている)に合わせなければいけません。

錆止め処理後、施塗。門から門へ、何百mも移動しながら、やっているうちにスプレーガンと手がわやに。寒いと思って、腹巻、レッグウォーマー等で完全武装していたのが災いし、汗だくになりました。。。

美しく仕上がりましたが・・・

私の手はこうなりました。

いつもながら手がわやになります。これは下手ということです(泣)。

 

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