よみがえりの技(わざ)

愛知・名古屋でフローリングキズ補修・建材キズ補修をしている、株式会社リペアマスターの社員たちによる現場日誌

玄関式台のキズ補修

2018年08月23日 | リペアマスター作業事例/中古物件

不法侵入者が金庫を転がした跡です。

補修後。

補修前。

補修後。

 補修前。

補修後。むむ、少しわかる・・・

補修前。

補修後・・・。

式台補修前。

式台補修後。最近のアイフォンって、インディアンと同じで嘘つかない・・・

式台を拡大すると、こんな感じで木目を描いています。

THEと定冠詞が付くほどの方向変色部材で、一日がかりの作業でした。
不条理なやり方で大切な家財にキズをつけられたお客様の、気持ちに寄り添い、心が癒される為に少しでもお役に立ちたい、という思いを持ちつつ、精一杯の作業をさせていただきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

杉板引戸のひっかき傷

2018年08月03日 | リペアマスター作業事例/中古物件

高級ホテルの和式の客室の、トイレの引戸です。

杉材って、爪で軽く押しても凹むくらい柔らかな木なので、塗装もしていない引戸だと、

このようになってしまうのです。高級な材を使用することと丁寧に扱われないこととのジレンマ・・・。
これをどのように美観回復するか。
通常、補修屋さんは形はパテで、色は塗料で復元作業をしますが、自然素材の場合、風合いを変えないことを踏まえて作業方法を考えなければいけません。
素材感を生かすために、「木洗い」という技術を使い、木の回復力を利用しながら、時間をかけて丹念に作業を進めます。

深いひっかき傷は消えませんでしたが、手垢や木のアクも綺麗に取れ、十分美観回復できたのではないかと。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする