目地際の膨らみ、しかも縁甲板ということで、難易度としては高い部類のキズです。
拡大すると
補修すると・・・
目地が白っぽく見えているあたりが膨らんでいたところです。
お客様に対して過去の実績や人間関係は通用しません。そして多くの場合、無警告で離れていかれるものです。いつも「今日」そして「今」の対応について判断されていることを踏まえ、お客様の不満にはその都度、すぐに対応していきます。
私たちはお客様にとってリペアマスターを無くてはならない存在にしていただくことを目標にしています。
リペアマスターの価格は、いつもその数字の中に、『お客様に満足していただくためにはどんな努力も惜しまない』という、熱い気持ちが充満していなければならない。それを感じていただけなくなったときが「あそこは高い」と言われ始めるときです。
岐阜県のとある老人介護施設の、出入り口。多分、車椅子が激突したのでしょう。
ぶらぶらしている部材を接着し、凸を削り、凹のパテ埋め・・・木目を描いて出来上がりです。
９０分ほどの作業でした。
競馬ではありません・・・。玄関付近に万人の視線を引き付ける存在感をもって大穴が開いていました。
平滑面を作った後、丹念に木目を描いていきます。
このような大穴の方が、かえって容易に補修できます。厄介なのは長ーく引っかいた線キズです。（後の機会にご紹介）
のこぎりやヤスリを使って粉まみれになりましたが・・・
すべて丸く収まりました・・・。
長年カーペットを敷いていた為、日焼けの跡がくっきり線状になっていました。後でコーティングの予定があるため、ワックスを剥離して、二液硬化ウレタンで施工しました。
ハイ線が消えました。境目の左右に微妙に着色をしています。施工部分周辺はワックスを剥離したので、テープの外側が既存ワックスで濃く見えています。（後で依頼主のコーティング屋さんが全体剥離します）
