既存の設備を撤去したらこうなってしまったそうです。底に見えている下地材の上に既存フローリング、その上にさらにリフォームフロアーが増し貼りされており、二層の板が貼られています。
まずパテを打つための下地作り。フローリングの端材をはめ込みビス止めします。下には薄ベニヤを使用して「下駄を履かせ」ています。パテを打つために数ミリ面を下げないといけません。そしてもう一つ、この時重要なのがビスの長さです。下地板厚が最低10ミリはあると踏んで、ビスが貫通しないように長さを決めます。床下には何があるかわかりませんから。
パテで平滑面を作り、筆を入れ始めたところ。ここまでで4時間費やしています。何せ下地が重要です。
こんな感じで大まかな色を決めていき・・・
詳細に木目を描き、最後に艶を合わせてコーティング。6時間ほどの作業でした。
5月から入社してくださった長谷さん。リペアマスターの仕事の中で「賃貸物件の入退去にかかわる補修工事を行う分野」に特化した要員として、代表森の肝入りでお招きした方です。現在大変なご苦労をなさりながら、リペア技術の習得をしてくださっています。その努力には、本当に頭が下がる思いです。
彼に無理なお願いをしてブログを書いていただいておりまして、今日はその紹介をしたいと思います。
最初はこんな調子だったのですが・・・(以下ブログより抜粋1)
血の滲むような努力の結果(笑)・・・(以下ブログより2)
目覚ましい速さでキャパシティーを拡大中です。この木目など、始めて1か月そこそこでなかなかできるものではありません。(以下ブログより3)
8月(4か月目)位から、リペアマスターズの一員として、一人で現場に赴く予定です。その折には、リペアマスターのHPでもご紹介させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
もしお時間が許せば、彼の奮闘記「酢味噌猫(すみそにゃん)博物館」をどうぞご覧になってください。なかなか面白いと思います。
(以下ブログより4)