「できませんといわない。 断らない。」
難しいと感じても、自分一人の判断でお客様に対して『これはできません』と言ってはいけない。
必ず社内で相談をし、最善対応を見出すよう努力する。
① 指定された駐車場から現場まで行く時に、道路を通らず、空き地を横切って近道を歩いたら、その土地の持ち主さんから苦情を受けた。
② 指摘項目の中で補修に関係ないと思われる項目があり、相談しようと後回しにしたまま、そのまま忘れて、やらずに帰ってきてしまった。(自ら気づき、期限までに現場に赴いて施工いたしました)
③ フローリングに誤ってフィニッシュを打ってしまった跡の補修で、フィニッシュ釘が残っているかどうか確認せずに補修してしまい、後になって、フローリングから釘が浮き出てきた。
③などは当日はいくつもの釘穴を施工し、そのうちの一つだけに釘が残っていたので、「見逃してしまっても無理もない」などと、軽々しく言い訳の出来ない事案でした。お住まいになる方に怪我をさせてしまったら大変なことでした。
「こなすだけではいけない。高い意識をもって仕事をしなければいけない。」
ちなみに、包み隠さず公表していますが、粗相ばかりしているわけではありません。現在年間1700件ペースの現場数のうち、クレームとしてご指摘をいただくのは大体1%弱です。
クレームとは、「お客様の目から見た改善点の指摘」です。
クレーム発生を、リペアマスターが成長する最大のチャンスとして捉えます。クレーム処理は森が率先して行います。
クレーム処理には迅速な対応をします。とにかく現場に行く姿勢を示します。
周りで見ている人が「それほどしなくてもよいのに」と思えるくらいに徹底的にします。
お客様が「もうよい」と言われたときが本当の解決です。お客様はお金のことをいっているのではなく、害された気持ちをいやしてくれるのを待っているのです。
クレームを発生させた人は会社に対して自己を改善する責任があります。
『お客さまが大勢いるときに変化をしないといけない。お客さまがいなくなってからでは遅い』
『伝わってこない無言のクレームに心する。』