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南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

スウェーデンの希望

2008-06-11 | いろいろ
六ヶ所村ラプソディーの上映と交流会、無事に終了しました。

ご協力いただいたみなさま、そしてがんばりながら楽しんだ仲間、ありがとうございました。(やらせてくれた家族にも)

疲れが溜まっていて実はあまり調子が出なかったのですが、ワークショップの間は元気になりました。
お客さんもワークショップにいきなり参加するのって、けっこう壁があったと思いますが、そこを来てくれた皆様にも感謝です。

それぞれの班で、スムーズに話しが盛り上がっていたようでよかったです。ファシリの練習の成果がでました。
知らない人同士でも、同じような気づきあり、意外な視点あり、すごい経験ありで、それが共有できて貴重な時間でした。

鎌仲監督もワークに参加してくれて、お疲れにも関わらず相変わらず明るく盛り上げ、根気良く説明してくれました。
監督は先週までスウェーデンに取材に行っていたそうで、あちらでは2020年までに「脱石油社会」に向けて社会が舵をきっているとのこと。
脱原発、どころじゃなく、脱石油です。温暖化を考えれば、地中に埋まった化石燃料を掘り出すということは、太古の昔から植物が蓄えてきた炭素を、何らかの形で放出することになります。メタンガスであれ、CO2であれ。
それは、温暖化に影響します。

つまり、持続可能な社会に戻すには、江戸時代のように、1年間に地表に降り注ぐエネルギー(太陽や風、地熱、波など)を利用して1年分のエネルギーをまかなうことが必要です。

具体的には次の映画を楽しみにすることにしますが、監督が現地で「そんなすごい取り組みを進めるにはどうすればいいの?」と聞いたところ、
“trying,doing,learning!”
試行して、やってみて、(失敗から)学ぶ。
この3つを<平行して>行うことが大切だと答えだったそうです。

ひとまずやってみないと始まらないし、やってみてダメだったところから学んでいけばよい。
失敗しても、やってみないと始まらないってことですね。

鎌仲さんに会って、また動かされました。

(監督のblogでちらっと感想