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南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

Coccoコラム

2010-01-21 | いろいろ
沖縄の歌い手、Coccoが沖縄タイムスにコラムを持っていて、webでも読めます。

あまりにも感性が高く拒食症にもなってしまっていますが、沖縄の米軍基地も、六ヶ所村の核廃棄物再処理工場も、ただ暮らしているだけで誰かに被害を押しつけてしまうという構造に悲しんで、そして歌っています。
Coccoのドキュメンタリー「大丈夫であるように」でよくわかります。
こういう感性で表現している人って、論理的に文章で説明されるのと全然違ったパワーがあって、共感させられます。

リンク先のコラムも、グサっとくる文章です。

デビューのころ、「強く儚いものたち」という曲がヒットして、なんだかすごくひきつけられたんだけれど、こんな強さを内に秘めた人だったからなんだと、10年越しに理解しました。

僕が住む場所は全国に比較すればずっとよいのですが、市内では過疎化している所で、農地が多いのに農業が綻びだしています。耕作放棄地が多く、後継者がいません。
地方が第一次産業をベースにしながら、産業が成り立ち楽しく暮らせる場所に再生することが、基地やら核施設やら廃棄物処分場やらの存在を許す状況をよくすることになるんじゃないでしょうか。それは都市の生活様式や生活する人の意識を変えることにもつながります。
ぶんぶん通信などの上映と並行して、自分の地域の活性化に何か役立ちたいと思います。