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南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

ガレキ焼却について(大豆先生ブログ)

2012-04-06 | いろいろ
ガレキ焼却について、テレビや新聞をあまり見ないので世論の雰囲気が十分にわからないけれど、たまたまラジオの国会中継を聞いていて驚いた。
国会議員が、ガレキの広域処理に異論を述べた札幌市長を名指しで批判し、まるで非国民のように責めていた。
最近、webのニュースサイトでもガレキを広域処理すべしというお金をかけた広告キャンペーンをしてるな、とは感じてはいたけれど・・・

自分は、放射能の内部被曝のリスクを広げるべきないことなどから、広域化して焼却等する処理はよくないと思う。
イラク戦争での劣化ウラン弾による内部被曝、イギリスやアメリカの核関連施設周辺での内部被曝を、鎌仲さんの映画上映で知ってから、放射能の静かな怖さが恐ろしいです。

それはそれとして、もう少し総合的に考えても、疑問に思います。
そしたら名古屋大の大豆先生(高野雅夫さん)のブログに、その疑問に共感する内容が書いてあったのでリンクします。

長野に来てから、大豆先生に直にお会いする機会がありました。
とある農家の古民家で行われた、大豆先生企画の「持続可能なワークショップ」。
持続可能な社会にするために、一人ひとりの生き方はどうしたらよいかをゆっくり考えさせてくれる企画でした。
お会いして感じたのは、大豆先生は単純に学問として持続可能性を研究しているわけではないということ。
本気で持続可能な社会に変えるために、人の内面、都市と農村のあり方、産業などを総合的に考え、実践している方でした。
なので、僕としては信頼しています。

・原発震災(51)がれき問題
原発震災(52)もうひとつのがれき問題