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南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

もう書いた?パブコメ。

2012-08-03 | いろいろ
      脱原発ポスター展の作品より。↑

さて、毎日暑いですが、もう書きましたか。
ゲンパツは2基だけ動いているけど、全然停電しませんね。去年ほど、騒いでもいないし。
やっぱりなくても現状の経済ですら動かせるし、もっとたくさんナマケてもいいと思うんだけどな。

そう、何を書いたかというと、パブコメです。
2030年頃のゲンパツのエネルギー比率に、国民からご意見を聞きます、というパブリックコメントの募集中。
(1)0%、(2)15%、(3)20~25%(なんでこの選択肢だけ、幅がある?20%のつもりの人と、25%の人と、高い比率の選択が2倍になるじゃないか!) の3択。
8月12日が〆切で、内閣府のHPからも書けます

簡単に書くなら、100文字以内で、短く結論をズバッと。
最近も経団連のおじいちゃんが、ゲンパツ減ったらGDPが成長しないからNO、みたいなこと言っているけど、彼の顔は全然幸せそうじゃない。
今度のお盆休み、お孫さんに合わせる顔があるのかなあ・・。

将来のため、子どもや孫のため、おじいちゃんもおばあちゃんも、お父さんもお母さんも、これから子どもを産む人も、
意見を言っておいたほうがいい。
その意義は、田中優さんが書いています。

ぼくの送った意見は以下のとおり。

>>

●支持する選択肢
<ゼロシナリオ(大飯原発をとめて早急にゼロにする)>

●100文字以内の概要:
原発は早急にゼロにするしかありません。
原発には、もう一度事故がどこかで起これば日本が終わってしまうほどの
大きすぎるリスクがあるからです。

●その理由など(100文字以上)
どんな地震にも耐えれる100%安全な原発はありえない、
ということが福島原発の事故で証明されたことです。
それまで「日本の原発は、100%安全」と政府、経産省、電力会社に
よって宣伝されていましたが、4つの炉が機能停止、爆発しました。

これから数十年、100年にわたり、多様な健康被害が発生すること
が懸念されます。
そして、立入禁止が解かれず、故郷を失う人もいます。
原発周辺では、農業や漁業が成り立たなくなりました。


それを考えれば、原発は早急にゼロにするしかありません。
経済成長に短期的にマイナスであっても、
電気代が上がろうとも、
原発には、もう一度事故がどこかで起これば日本が終わってしまうほどの
大きすぎるリスクがあるからです。
たかが電気のために、この豊かな自然を、健康に生きる権利を、永久に
犠牲にするとは、全く愚かなことです。


自分は3.11まで茨城県に住んでいましたが、子供が生まれた直後であったため、
幼い子どもの内部被ばくを避けるため、西へ引越しせざるえませんでした。

私は仕事も辞めて家族で移りましたが、茨城県の多くの友人が仕事や
家庭の事情があり、食べ物やホコリからの内部被ばくを心配しながら
そのまま暮らしています。

官邸前の反原発デモ、公聴会での国民の声を見れば、民意は明らかです。
国民の声を受け止め、日本の将来を左右する決断に活かすことを心から望みます。

どうか、子孫に誇れる英断をしてください。
この選択がターニングポイントだったんだよと、言えるように。
もう事故は一度起きてしまいました。
しかし、これが未来の選択の最後の最後のチャンスです。


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