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【自転車遍路2周目(逆打ち):第4ステージ70-(15,16)-66番】

6:10 宿(heso camp)を出発。5:00頃には箸蔵寺あたりに霧がかかっていそうだったが少しずつ
晴れてきている。同宿の方と出発時軽く挨拶、剣山へ行くとのことだった。


7:15【別格15番:箸蔵寺】heso campから約13.1km。
昨日通った道を戻り、ロープウェー乗り場をスルーし、県道5号の途中「勾配7%」の看板から右折して上っていく。
昨日ここまでの標高は約300mと記憶していたので精神的には楽だった。大体10%弱だが一部15%越えの部分もあり
キツイ。最初の分岐にさしかかると右が箸蔵寺と書かれているが左へ、そして2個目の分岐を右折(1つ目曲がって
しまうと行き止まりだった;)をすると勾配が緩めになりあとは楽々到着。標高約500m、雲海が見える。
鹿児島の車の人と入り口で会話。また、本堂では年配の車のご夫婦と会話、12年前に88か所を廻ったらしいが
昨今の観光ムードが残念で別格を廻っているらしい。お寺の維持には参拝客は多いほうが良いと思うが静寂な
空間とのバランスを考えると難しい問題かもしれない。
とにかくここのお寺は違う意味で別格、境内の広さ、景観、すべてが素晴らしかった。また、金刀比羅宮の
奥の院ということでもあり献灯、焼香をする場所は設けられていない。(御朱印にも「大権現」の文字)
ここは現在の会長寺院なので念珠の親玉+子玉の両方を頂く。納経所の方の話が面白く、少し話し込んでしまった。
その際に念珠の種類でもう一つ「紫壇(しだん)」の話になり、見せてもらった。少し値段が高いのだが高級感
があり、かなり欲しくなってしまった。。。しかし今まで男玉だけを集めてきたし、まだ別格に関しては1度も
結願していないのでまた次回集める楽しみに取っておくことにした。


下って県道5号に戻り、少し北上した交差点を左に入り県道6号線を使い、雲辺寺を東側から上る。
県道6号に入ったあたりで雲辺寺に向かう歩きの方と会話。歩きの場合、集落の中を通るルートもあるらしく
とのことだった。歩きはルート選択の奥が深そうだ。
雲辺寺は前回西側ルートで上り、900mの標高と知っていたが、東側ルートで行くとなかなか標高が上がらず残り
7kmの時点で500弱の標高。嫌な予感がしていると県道268号に入って白い舗装が見えたあたりから20%ゾーンあり、
何とか切り抜け、その後は10%前後が頂上まで。東側ルートは後半がかなりキツイ。


9:55【66番:雲辺寺】別格15番:箸蔵寺から約19.7km。
日曜ということもあり、ロープウェー側から人が続々と参拝。
前回お頼みナスを見逃していたので本堂横に発見。くぐらせてもらい、奥のナスに座って何をお願いしていいかも
わからないので「南無大師遍照金剛」と唱える。


西側ルートで旧曼陀峠を下り、県道8号線を目指す。ちょっと木々が多いのでこの季節、毛虫さんが結構ぶら下
がっていて、ちょっと不注意で左肩についたので払っていると右へコースアウトしそうに。。。慌てて急ブレーキ
したが若干コースアウト。枯葉の絨毯みたいなエリアで何とか止まれた。

11:25【別格16番:萩原寺】66番:雲辺寺から約18.6km。
萩庵でおばちゃん達がめちゃ楽しそうに話をしていた。納経所では煎餅のお接待を受けた。


次の予定は大興寺、しかし、走り出して間もなく大きな音ともに後輪がバースト。
タイヤの一部がすり減ってチューブがむき出しになっていた。。。
この時は確かに走行距離はかなり長いタイヤだがまさかタイヤの一部がこんなに摩耗しているとは
、と不思議に思うばかりだった。
(後で考えると雲辺寺下りのコースアウト時にフラットスポットができたと考えるのが自然)
タイヤはクリアファイルの切端+布テープで補強、念のためさらにタイヤブート、チューブはイージーパッチ
をして空気圧低めで入れたら何とか走れそうな状態に。あとは自転車屋探しだが、近場で観音寺に3件ある。
ということでお寺も予定変更して先に観音寺・神恵院を目指すことに。約7kmスローペースで走行し、
cyclestyleSANUKIへ。使ったことのないタイヤだったが700x23Cがあった!空気入れも借り、お接待
(遍路の話は後でしたので厳密にはお接待ではないかも)も頂いて無事復活!!ありがたやx2。


13:30【69番:観音寺・68番:神恵院】別格16番:萩原寺から約18.6km。
自転車屋からは約2kmだったが、相変わらずお寺にたどり着くまでにくるくる回った。
銭形展望台上るとか琴弾公園廻とかあるけどわかりにくい。結局染川橋から渡ってきてまっすぐ進むのが
一番わかりやすいようだ。
前回はこちらからサイクルベストの話を出したが、今回は納経所の方から「うちのベストですよね」と
話しかけてもらえた。


14:20【70番:本山寺】69番:観音寺・68番:神恵院から約5.0km。
前回は土手沿いの県道49号を通ったが今回は川を渡った県道5号線を通った。5号線の方が道が良い印象。
そして前回見落とした馬のモニュメントを拝観。観音寺で見かけたようで、年配夫婦の方に「早いねー。」
と言われたがこちら側は結構目立つ方でないと記憶していないので即答できなかったという遍路あるある。


15:05【67番:大興寺】70番:本山寺から約6.3km。
本日の予定上最後のお寺になんとか到着。今日の行程も完遂できそうだ。
しかし、今回はスマホホルダーをハンドルに装着してナビを使っているがこれに頼りっきりになると
本当に道が覚えられなくなるんではないかというくらい便利だ。
前回来た時にはここのお寺は本堂の屋根を改修中で2023/4に完成予定ということだったが無事完成して立派な
本堂に生まれ変わっていた。納経所も前は写真3枚目の奥にあったのだが本堂内に内蔵されていて、そのことを
納経所の方と軽く会話。


5月とは思えないくらい暑く(おそらく30度くらいだったと)コンビニで休憩。あとは宿に向かうだけなので
ゆっくりと。


17:00【宿:四国セントラルホテル セレクトイン四国中央】67番:大興寺から約20.3km。
一旦間違えたホテルに到着。四国中央と頭「セ」しか覚えてなかった。。。(1枚目)
想定外のタイヤバーストがあり巡礼の順番はめちゃくちゃになったが1日の中では予定通りに終えることができた。
納札は大体事前にお寺の数を想定して書いておくのだが、数え間違えていて明日の分が明らかに足りない。
ホテルにて書いて、宿の目の前のフジで朝食やら夜食やらを調達してから、近くの居酒屋へ飛び込み。
地元の方が集うにぎやかなところで串揚げを頂いたがこれがめちゃくちゃおいしかった。


【本日の念珠】


次のステージに続く。。。

【走行データ(自転車分のみ)】※MAPは実際のルートと若干ズレあるかも
距離:95.23km 獲得標高:1,436m 移動時間:8:57


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【自転車遍路2周目(逆打ち):第3ステージ79~(別18-17)~71番】

前回は逆打ちとしては80番国分寺まで(五色台を降りたところまで)進んだので
今回は天皇寺から。いつもの大元5:30で鴨川駅を目指し、少しだけ五色台側に
寄り道して前回との動線をつなぐことにする。


07:05【79番:天皇寺】JR鴨川駅から約4.6km。(少し遠回り)
特徴的な三輪鳥居。まだ先は長いので今回も奥に見える神社の方には寄らず。


07:45【78番:郷照寺】79番:天皇寺から約5.8km。
ほぼJRの線路に沿って西へ、宇多津町岩屋交差点を過ぎて左に入る。
お寺のすぐ近くで師匠から教わった高橋地蔵餅本舗でおはぎ購入。きなこも中にあんが入っているので両方
味わえるというチャキチャキしたお店の方のオススメを頂く。米粒を感じれるほどもち米感が残してあり
「生おはぎ」といった感じでおいしかった。


9:00【75番:善通寺】78番:郷照寺から約12.8km。
順番通りに行くと77番道隆寺なのだが、今年は弘法大師誕生1250年で50年に一度の「瞬目(めひき)大師御開帳」
が開催されており、戒壇巡り、宝物殿も併せて拝観できるとのこと(2,000円 9:00-16:00)。さらに
毎年はGWにしか入れないという五重塔もこの期間限定で公開ということで込み合う前に善通寺へ。
大師堂横に特設受付(写真5枚目)が設営されており、自分が到着した際にはまだ人はまばら。
早速、戒壇巡りから。左手で壁伝いに真っ暗な地下を進む、少し怖かったが空気的には高野山奥の院
の御廟の空気に近いものを感じた。あとは宝物殿にいき、いよいよ「瞬目(めひき)大師」へ。
お寺の方の丁寧な説明もあり、近くで見れるのは50年毎しかないとのことで非常にありがたい体験となった。
五重塔は少し込みだしてはいたが、普通に入れて2Fまで上がれた。こちらも貴重な体験であった。
あと、前回見過ごしていた大くすの木もしっかりと目に焼き付けた。

10:25【74番:甲山寺】75番:善通寺から約2.0km。
一番時間に影響がありそうな善通寺を終えたのでここからは逆順番通りにいき、残した道隆寺、金倉寺は
弥谷寺→別格の海岸寺を回った後に巡り、そのまま南下して別格神野寺→阿波池田に向かう。
こちらではマルシェ(市場)が開催されており、賑わっていた。遍路さんは普通に入場出来て小学生?
のお接待でお茶を頂いた。イベントで接待を受けたのは初めてかもしれない。結構暑かったので冷えた
お茶は非常に助かった。


10:55【73番:出釈迦寺】74番:甲山寺から約3.4km。
境内は人が意外に多く、シャボン玉の装置も設置。
捨身ヶ嶽に行けない人がここから参拝できるという場所も本堂左手の階段の上にあり、今回はこちらから
参拝。


11:20【72番:曼荼羅寺】73番:出釈迦寺から約0.5km。
こちらはすぐに到着。


12:05【71番:弥谷寺】72番:曼荼羅寺から約5.0km。
前回行かなかった有料の道路を駆け上がろうとしたが、ゲートがあったのでさすがにやめておいて前回
同様駐車場の端に自転車を止めて、階段ルートへ。前回は7時前だったのでまた雰囲気が違った。


13:05【別格18番:海岸寺】71番:弥谷寺から約6.1km。
下って海岸線を行く。交通量も少なく景色もよい。看板も大きく出ているのでわかりやすい。
大師堂は奥の院にもなっていて、本堂から西に100mほど戻り左折(3枚目写真)して踏切を渡ったところにある。
本堂にも説明の図があるし、本堂の納経所の方も親切に教えてくれた。納経(念珠も)もどちらでも可能とも。


13:50【77番:道隆寺】別格18番:海岸寺から約4.7km。
善通寺優先のため後回しになってしまったが海岸寺からは意外に近い。
眼なおしで有名で本堂左奥にあったが、自分は本堂と太子堂の中間点にある「なで地蔵」様(1枚目写真中央)で
左足のいぼの完治を祈願。(のちに本堂入り口左に真っ赤な「びんずるさま」がありそちらが自分が行きたかった
ところと判明。。。)
前回、ソフトクリームを食べた目の前の休憩所で同じものを。前回の猛暑を思い出した。ついでにお接待でもらって
おいしかった「眼蘇(めいきる)茶」を(軽いということもあり)お土産として購入。


14:40【76番:金倉寺】77番:道隆寺から約4.7km。
前回気づかなかった金箔を貼る大黒様だが、500円という値段でちょっと遠慮してしまった。
まだまだ金持ちにはなれないという気がした。。。


15:45【別格17番:神野寺】76番:金倉寺から約13.6km。
ひたすら南下して満濃池を目指す。本日の予定で最後のお寺に到着。
ここの参拝を終えればほとんど時間にとわられず宿を目指せばよいので精神的には良い。
事前に調べた情報だと大師堂は本堂に兼ねられているとのことだったが、納経所の方に聞き
本堂左の上の方、満濃池が見える場所(写真3枚目)に大師様の像があるのでそちらでお参りすることにした。
別格はこのあたりが通常の88か所通りにはいかないのでそれもまた非日常で面白い。


ここからは宿(heso camp)のある阿波池田を南下して目指す。宿までの距離は30km弱くらいだが約400mまで
上昇するので地味にこたえる。国道319は車が多いが、旧国道の県道5号線に分岐すると交通量は激減するのが
唯一の救いか。

17:45【宿:heso camp(チェックインは阿波池田駅前のheso salon】別格17番:神野寺から約27.0km。
阿波池田に入ってからも想定外の若干登りがあるも、日没前に阿波池田駅前に到着。
チェックイン→宿→heso salonで夕食→駅前のコスモスで買い出し。
宿では仕事で連泊中の兵庫の方としばし歓談。明日は箸蔵→雲辺寺とタフな一日になるハズなので早めに就寝。


【本日の念珠】


次のステージに続く。。。

【走行データ(自転車分のみ)】※MAPは実際のルートと若干ズレあるかも
距離:90.50km 獲得標高:880m 自走時間:4:34 電車時間:0:53

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【自転車遍路2周目(逆打ち):第2ステージ86~(別19)~80番】

逆打ち2日目。

7:15【86番:志度寺】宿inn TEK-TEK から約7.1km。
宿を6:30過ぎに出発。淡々と北上し、到着。このお寺もまだ記憶に新しい。
が、庭園は工事真っ最中という感じで、写真のように重機が境内を占拠していてこれはこれで珍しいので
撮影。あと、前回気づかなかった庭園も拝見、金剛峯寺をちょっとだけ思い出した。



8:30【85番:八栗寺】86番:志度寺から約8km。
前回、県道145から車道ヒルクライムしたので今回はケーブルカー乗り場の方へ。
アルミだし、荷物もあるので無理とわかっていたが、表参道をクライム。途中ヤバい箇所があったが
一旦勾配が緩くなるところがあり休憩しながら2枚目の写真のところまで行ったが折り返しでやむなく足つき;
やはり足つきは気分のいいものではない。リベンジしたくなったのでまたいつか。。。
下り時に5枚目の写真を撮影、最初キツイと思ったが27%あった。



9:50【84番:屋島寺】85番:八栗寺から約6km。
こちらも前回は車道の屋島スカイウェイをクライムしたので登山道に行ってみる。
マックから北上して突き当りまで行くと屋島神社になってしまうので途中西に折れて県道14を突き当りの駐車場
までいくのだが、ここがまた20%越えのキツイ坂。車や歩行者も多いので途中から押し歩き。
駐車場からも舗装はされているが長い参道が待ち構えていた。地元の散歩の人も多いので挨拶等交わしながら登って行った。



参拝を終えたが、前回水族館のところを通らなかったのでちょっと遠回りにはなるが水族館側経由で回ってから
下る。途中面白い張り紙のある喫茶も発見。
下りは地元の方と話しながら下らせてもらったので長くは感じなかった。


11:40【別格19番:香西寺】84番:屋島寺から約11.6km。
屋島から国道11号線に出てひたすら西を目指す。自身別格2つ目となる香西寺、ボケ封じのご利益もあり。
念珠の2つ目を入手。ここではバイクの方、納経所の方と3人で別格20番の話をした。


ここからは順番に行くと83番一宮寺だが、前回五色台の2寺に苦戦した記憶があるのでここから近い82番根香寺→
81番白峯寺を先に廻って、残り時間でその後を決めようと考えた。

12:50【82番:根香寺】別格19番:香西寺から約7.4km。
予想通り10%前後の坂だったが、平日ということもあり交通量はまばらでそこまで疲れずほどなく到着。
ここでは、淡路の車遍路の方と話す。車内を改装してキャンピングカーのようにされていた。
自在に宿泊地が決めれるのはちょっと羨ましい。回廊に都道府県が記されているが息子が北海道に
行ったということで北海道に焼香をされていたので私は子供のいる東京都に焼香。
あと前回見逃した牛鬼だが、まさかの駐車場わきにいることが判明。写真にはキッチリ収めた。



14:00【81番:白峯寺】82番:根香寺から約7.6km。
前回は時間がなく焦っていたことと暑さもあり、無限のアップダウンに感じたが今回はそこまで疲弊せず
到着。ここでは明石から来ていた車遍路の方と何回目ですか?等の会話。


ここで大体14:30。天皇寺が近いのだが残り時間を考えると五色台を下って高松方面に戻って80国分寺→83一宮寺
と廻って高松駅撤収とするのがよさそうと判断。

15:00【80番:国分寺】81番:白峯寺から約13.1km。
途中山下うどんで遅い昼食をと思ったが、営業時間が14:00までで撃沈。そのまま国分寺へ。
ミニ88か所巡り、猫、名言、龍木、弁財天様と盛り沢山。
納経代の100円玉が切れたのだが、ここの納経所には両替機が。細かい気づかいはありがたい。


16:15【83番:一宮寺】80番:国分寺から約9.7km。
前回とは逆の西からのアプローチだが、目印となるソフトバンクのショップを南に折れて細い道を
進んでなんなくたどり着いた。ほぼ平地なんでかなり楽だった。
大師堂の女性に気になっていた「意地が悪い人は頭が抜けなくなる」場所を教えてもらった。楠木の横に
あったのだがこれは気づきにくい(写真3枚目)。気が進まなかったが大丈夫大丈夫と言われたこともあり
頭を入れてみたが、かなり幅もあり自分は大丈夫であった。。。


17:10【高松駅】83番:一宮寺から約7.9km。
ここまで来たらあとは高松駅を目指すのみなのだが、高松市中心地は自転車と歩行者が交差点ごとに
地下に潜らされるシステム(写真参照)。歩行者はともかく荷物付きの自転車でこれはキツイ。
自転車だけでも何とかしていただけないものだろうか。。。
時間はかかったが何とか高松駅到着、急いで輪行バッグに詰めて、帰宅ラッシュのピークになる前の
17:40発マリンライナーで18:32岡山着で帰還。今回の遠征は無事終了した。


【本日の念珠】


次のステージに続く。。。(次回は鴨川駅→79番天皇寺からの再開予定)

【走行データ(自転車分のみ)】※MAPは実際のルートと若干ズレあるかも
距離:78.50km 獲得標高:1,118m 自走時間:4:19 電車時間:0:52


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【自転車遍路2周目(逆打ち):第1ステージ88~(別20)~87番】

昨年11月。初の四国88か所巡礼は無事結願、満願。
高野山にて1つだけお願いをして、(細かくいうと色々あったのだが結果的に)その願いは叶った。
願いが叶ったらお礼参りのために逆打ちで周ってもいいかなと軽く考えていたが、今年に入って
身の回りで様々なことがあり、自分を見つめなおす必要が出てきたので逆打ちで周ることにした。

今回決めた自分のルールは以下の通り
・88番から逆打ちで周る(前回通り動線をつなげて四国一周となること)
・併せて別格20霊場も逆打ちで周る(念珠を集めたくなった)
・2周目は難易度を上げるためロードバイクは予備のアルミロード(フレームだけで+2kg)を使用する
(21番太龍寺、27番神峰寺はリベンジのためこの限りでない)
・前回同様登りはすべて自力(ただし歩きも可)
あとは同じことを繰り返しても修行にはならないのでできるだけ前回と違う道を通ったり、
お寺の見どころを探すことを心がけることにした。

新しく調達したのは以下の通り
・SPDシューズ(紐→BOAダイヤルにした)
・別格20霊場用納経帳
・別格20霊場用納札
・ミノウラ フロント パニアラックキャリア(FPR-3000)→玄人はフロントパニアという情報を鵜呑みw
あとはほぼ前回の流用で行けそうだった。

いつもの5:30大元発マリンライナーで出発→阿波川島に9:10着。
しかし、毎回この電車の移動がなかなかしんどい。。。
さてここから、川島潜水橋→吉野川の中州→大野島橋と渡って北上していずれ帰ってくるであろう
10番切幡寺前の道を目指すのだが、大野島橋が「工事中」。西に行って阿波麻植大橋を渡りたいのだが
橋の根元は学島橋を渡って一度南にいくという遠回りをしないといけないようだ。出鼻をくじかれた形だ。
(後で調べたら、少し西に千田橋という橋がってそこが渡れそうだった)


11:15【88番:大窪寺】阿波川島駅から約25km。
懐かしい県道2号→国道377を登り、大窪寺へ。お寺も含めてまだ5か月前なので記憶に新しい。
しかしながら、季節は違うので金剛杖の奉納所等もまた違った景色として楽しめる。
前回は打ち込みうどんを食べた八十八庵では気になっていた甘酒(熱)を飲んでみた。おいしくて体が温まった。
次は初となる別格20霊場の20番大瀧寺を目指す。


13:45【別格20番:大瀧寺】88番大窪寺から約27.2km。
ある程度の山だと思っていたが、あまり調べてなかった。夏子休憩所過ぎたところから登坂開始。
ダラダラと登り続け、残り3kmの看板(写真3枚目)を越えてからはほぼ10%越えの斜度でガッツリ
脚を削られ、ようやくお寺についてサイコンを見ると921m、、、って雲辺寺と高野山と同じ遍路
最高峰の標高。2時間以上かかるハズだ。
お寺はこじんまりしていて大師堂が民家兼用というのは徳島の16番あたりを思い出した。
あと、別格ということで初の念珠(男玉)を手にした。


16:00【87番:長尾寺】別格20番:大瀧寺から約51km。
北方向、かなり荒れている県道106を慎重に下り、国道193号→県道42を経由して長尾寺へ。
相変わらず看板が出てないので少し行き過ぎてしまった。


16:30【宿inn TEK-TEK】86番:長尾寺から約0.15km。
余裕をもって宿に着くことができた。長尾寺からすぐのところで施設も新しく、オーナーの方は気さくで
何でもそろった素晴らしい施設だった。トータルだと昨年含めた宿系で間違いなく1位ではないかと。
大阪のバイクの方、ドイツ人の若い方、年配のご夫婦が同日のゲスト。
自分は、ほっかほっか亭で四国限定メニュー「スーパーチキン弁当」、ローソンで酒とツマミ、
明日朝のパンをGET。コミュニケーションスペースで大阪の方としばし歓談して就寝。


【本日の念珠】


次のステージに続く。。。

【走行データ(自転車分のみ)】※MAPは実際のルートと若干ズレあるかも
距離:89.94km 獲得標高:1,447m 自走時間:4:52 電車時間:3:40

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