2006年の夏の初めのことでした。
食いしん坊のあたいは大好きなかぼちゃをいただいた。
いつも向かいの畑にやってくるおじさん、ときどき水撒きを手伝う。
単に暑いし、水撒きとかは涼しいから好きなのだ。
おじさんはご褒美に かぼちゃを一つくれた。
オレンジ色の皮の、もらい物だと笑いながらくれました。
でね、もったいないから『種』
は埋めたんだよね
内の庭の隅っこのいろいろ埋めるプランターがあって、そこに埋めた。
したら、6月ににょきにょきでてきたのが、かぼちゃの苗。
それでお百姓さんになる日に田んぼのそばに連れて行ってた。
そこに、また、埋めた。
どうしてかというと、内の庭よりず~~~~~っと広いし、
次に行く時の楽しみになるしね♪
しばらくするとぐったりしていた苗も元気になった。
7月9日に発見!
雌花だ!
下の丸いこぶがついているのは雌花
これまでは何もない雄花ばかり。ほいほい!、やったじゃん!これでまたかぼちゃが食べられる
かぼちゃの素、発見! 丸い玉があるし!!
がぜん、水遣りだの周りの草取りだの、お世話焼きをした
しかしねぇ、とても暑くて、なかなか田んぼへいけなかった。
実を言うと、かぼちゃのことは少し忘れていたのね
ともかく暑い夏だったし。 こんなになった!
ときどき思い出したけれども忘れたふりもした
それでもちゃんと実ったりしたんだねぇ、、、
最初のかぼちゃ葉輸入品だったそうだけれど、
できた苗は我が家生まれ。育ったのは田んぼの原っぱ。
管理のおじさんが受粉の話をしてくれたよ
『雌花に雄花を逆さにくっつけて置かないとかぼちゃは実らぬ。』
そうなんだって。
だから思い出すと時々くっつけた。
やがて、涼しくなって、いろいろな形のかぼちゃができた。
最終形はケーキだ!
←これじゃない
ニンジンなど野菜ケーキのレシピで つくってくれたおやつでした♪
種がね、苗になって花をつけ、そして実がなり
またまたおいしくいただいたってお話でした。
※★※
他愛のないことからおいしいケーキが食べられたお話でした(*^_^*) でもね、植物はちゃんと子孫を残すための種があり、
その種はみごとに育つのだわ
そういう繰り返しのそばで生活していたのに 気づかなかった。
ちがうな、気づいているけど自分の暮らしと切り離していたのね。お正月の、バカに高い菜っ葉のために
いま、小松菜と正月菜という菜っ葉を育て始めました。
気まぐれではあってもこの辺のチョウチョは喜んでいます。
さっそく緑色の葉っぱは食べられ始めました。
チョウチョの卵と闘ってみよう!と思っています。
そういえば、なぜかスミレが1花、咲いていました。
季節外れ、というか 小春日和というか・・・
今週半ばから寒くなるらしい。
植物は正直だから温度差に敏感に反応してくれます。
実がならないのに ゴーヤの花が咲いて
冬瓜の葉っぱが広がってきました。
ふふ~ん、ゴーヤの種も埋めたし冬瓜も埋めた。
ちゃんと発芽したんですねぇ、
なんでも埋めてみましょ、うまくいけばまた食べられるかも
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