非才無才の雄叫び

つぶやくこと、叫ぶこと、すべてボケ防止だ!

衛藤首相補佐官の米政府批判は中国を利するだけだ!

2014-02-20 10:00:32 | 日記
安倍首相の馬鹿な馬脚の一人が、また余分なことをやらか
した。首相補佐官というのは明らかに首相のブレーンだが、その
一人の衛藤晟一首相補佐官が動画サイトyoutubeで安倍首相の靖
国参拝について「失望した」と表明した米国を批判したという。
衛藤氏は、米側には事前に説明していたとして「むしろ我々の方が
『失望』だ。米国はちゃんと中国にものが言えないようになって
いる。中国に対する言い訳として(失望と)言ったに過ぎない」
と指摘した。、自身が昨年11月20日に訪米し、国務省のラッ
セル次官補やアーミテージ元国務副長官らと会談した際、「首相
はいずれ参拝する。ぜひ理解をお願いしたい」と伝えたことを紹
介。12月初旬には在日米大使館にも出向いて「(参拝時には)
できれば賛意を表明してほしいが、無理なら反対はしないでほし
い」と要請したことを明らかにした。いずれも米側からは慎重な
対応を求められたという。そのうえで、中国による東シナ海上空
の防空識別圏設定を挙げ、「(日本が)いくら抑制的に努力して
も、中国の膨張政策はやむことはない。ぎりぎりの中での首相の
決断があった」と強調。「同盟関係の日本をなぜこんなに大事に
しないのか」と米政府への不満を語ったというが、なんという
理解力と想像力の乏しい首相補佐官か米国の「失望した
」の意味が解っていない。米国の「失望」の意味は、まず中国の
「日本は戦後の世界秩序を変えようとしている」というプロパガン
ダに塩を送ったようなものだというのと、朝鮮半島の緊迫した状
況下で日韓のこれ以上の対立を避けたい米国の思惑を無視された
ことへの反発だ。米国に、「首相はいずれ参拝する。ぜひ理解を
お願いしたい」と要請したというが、それは要請しただけで米国
の理解を得られたわけではないだろう。ケリー米国務長官とヘー
ゲル米国防長官ら米国首脳が昨年10月に国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑
に参拝して日本国政府に靖国参拝を止めるようにメッセージを送
ったばかりなのに翌月に訪米して「首相の靖国参拝に反対しない
でほしい」と衛藤晟一首相補佐官が要請した時、米政府は唖然と
したに違いない。国務長官らの日本での行動に日本政府は全く注
意を払っていなかったと受け止めたはずだ。さらに米大使館に衛
藤晟一首相補佐官が出向いて「反対しないでほしい」と要請した
が米国大使館側も「慎重な対応」を求めたということを衛藤晟一
首相補佐官は、どう受け取っていたのか。首相の靖国参拝問題は
内政の問題だけに米国としては正面きって反対はではない。
しかし、「首相の靖国参拝」は中国・韓国との外交問題・政治
問題として喫緊に解決しなければならない焦眉の課題だ。まして
中国は日本の民主党政権以来、力による現状の変更を試みてい
て抜き差しならない状況だ。そういう状況下での「首相の靖国参
拝」は中国の強行路線に拍車をかけ、中国の世界に対するプロパ
ガンダに手を貸すようなものだ。そして衛藤晟一首相補佐官の発
言は日本の政権中枢から米国に発せられた不協和音と受け止め、
中国は拍車喝采したに違いないし、日本のネット世論の中で反
米ナショナリズムを煽る日本人に成りすました中国人と思しき
ネットユーザーたちを歓喜させるに違いないのだ。
 ネットを見ると衛藤氏は「みんなで靖国神社に参拝する国会
議員の会」に所属していて安倍政権発足以来、首相に参拝を促し
てきたようだ。さらに衛藤氏と首相は、首相の新人議員以来の
交友で、衛藤氏は文字通り「お友達」である以上に首相のブレ
ーン。従って衛藤氏の発言は首相の本音を言ったものと受け取
れる。これに激怒した管官房長官ば衛藤氏に動画を取り消させ
たようだが、米国の反応は冷淡だったようで「動画は削除され
日本政府は、衛藤氏の発言は個人の立場での発言で政府見解で
はないと連絡があったとしているが、失望は変らない」と会見
したようだ。
 このブログを書いている最中にネットに深刻なニュースが
流れた。
尖閣奪取の電撃作戦も」=中国軍が訓練中―米軍幹部
時事通信 2月20日(木)8時57分配信
とある。
【ワシントン時事】米太平洋艦隊の情報戦部門を統括するジェ
ームズ・ファネル大佐は、中国人民解放軍が東シナ海で電撃的
に日本の自衛隊を打ち破り、沖縄県・尖閣諸島や琉球諸島南部
の島しょ群を奪取する作戦を想定し、訓練を行っているとの見
方を示した。米カリフォルニア州で2月13日に開かれたシンポ
ジウムで明らかにした。
 大佐はこの中で、昨年秋に人民解放軍が4万人以上を投入し
て東シナ海で実施した大規模演習「使命行動」に言及。「人民
解放軍は、東シナ海で日本の部隊をせん滅する短期集中戦を
遂行できるよう、新たな任務を与えられた。作戦後に予想される
のは尖閣諸島、さらには琉球諸島南部の奪取だ」と警告した
。」
 事態は深刻化しつつある。米国に対して不満を言っている
場合ではない。米国とのこれ以上のギクシャクを避けて集団
自衛権の行使ができるよう法改正なり法解釈を確立すべきだ。

安倍首相の「お友達」の

馬脚たちは、なんで

こんなことも理解できないのか

馬脚たちよ

静かにしろ

邪魔くさい

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