非才無才の雄叫び

つぶやくこと、叫ぶこと、すべてボケ防止だ!

追伸・世界の恥!!いざという時に役に立たない日本のSP

2022-07-13 22:31:43 | 日記
7月12日、増上寺の告別式を終えた故安倍元首相を載せた
霊柩車は沿道で見送る大勢の市民の前を通り、自民党本部の前
を通って、首相官邸の前で止まった。
岸田首相はじめ閣僚と官邸の職員らが合掌した後、それを見届
けたかのように、ゆっくりと官邸を後にした。
そして次は
国会議事堂前をゆっくりと通り過ぎていく。

さながら国葬を彷彿とさせる映像だった。

安倍さんは、いろいろ有りすぎて
国内では毀誉褒貶相半ばする評価だったが
世界の主だった国の首脳が弔問をし
インドとブラジルは、全土で喪に服した。

失って初めて、その人の偉大さを知った。

なのに弔意を表す半旗の掲揚を各国が早々に行う中
日本は没後4日目というていたらく。

日本は要人警護について、世界の信用をなくした
ことになっただろう。

日本で行われる来年のG7の首脳会議には
参加各国は、自国の警備員を増やして参加することだろう。

このブログを書いている時に、故安倍元首相の「国葬」を
行うというニュースが流れた。

各国の首脳が弔問に訪れることになるが
警備は大丈夫なのか、心配だ。

思えば、日本はなんでも後手後手。
重大事故や重大事件が起こってから
「反省」

最近では、熱海土石流事故で27人死亡・一人行方不明。
違法盛土を厳しく取り締まることなく、しかも
市民が土石流発生の危険性を指摘したにも関らず
熱海市や静岡県は放置してしまって、事故が起き
犠牲者が出て、はじめて重い腰を上げるという
体たらく。
今年4月の知床遊覧船事故も然り。
26人からの犠牲者が出てはじめて、救命ボートの
設置を義務付けた。
犠牲者が出た後、免許停止の行政処分を行った。
運行する前に、行政処分を課していれば、
犠牲者は出なかったのに・・・・。

今回も安倍さんが犠牲者となってから
警備の不備を検証。

「後手後手」は日本の行政の「特徴」となった感がある。

なぜそうなるか?

小生は日本の官僚組織の中に
「ブレーンストーミング」が定着していないからでは
ないかと考えている。

入省・入所したばかりの若い職員の意見を聞こうとしない。
若い職員が自由に発言できる職場ではないから
組織や物の考え方が硬直していて
言わば「劣化」している。
「劣化」しているから、適切な対応ができない。
「後手後手」に回る。

「ブレーンストーミング」は集団発想法と言われ、自由奔放
に意見を出し合い、相手の意見を批判しないという会議の
方法。これは柔軟な能力を開発するだけでなく、優れたアイ
ディアを生み出していく会議の手法でもある。

民間では当たり前に実践されていると思うが、官庁や学校
警察署で、ほとんど実行されていないのではないか。
多分、会議の柔軟さと、組織のあり方を混同していて
こんなことをしたら矜持を保てない、あるいは組織が軟弱
になると思っている古参の職員が多いのではないか。










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