非才無才の雄叫び

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河野談話見直しの虚妄!Ⅱ産経新聞のテイタラク!

2014-03-09 16:43:36 | 日記
河野談話検証は「産経報道を否定」 朝日新聞の「断定」に根拠!
産経新聞の 河野談話見直し「合作」表現の妙!
河野談話見直し!産経新聞の終わりの始まり!
河野談話見直し。国民を欺く産経新聞!
河野談話見直しの虚妄!Ⅰ
※「河野談話政府検証報告」が発表されてから1週間ほど経ってから
yahooサイトから「河野談話 産経新聞」のキーワードで検索しても
当ブログはヒットしなくなった。予想したとおり産経新聞がyahooに
削除要請を行なった模様だ。現在、7月5日、いつまで言論弾圧が続く
か楽しみだ
今回の「河野談話」の見直し騒動の火付け役は、どうも
産経新聞ではないのか?
ま、メディアは必ずしも万全でも完璧でもない。当方が購読してい
る読売新聞の社説でさえも時折不可解な論説を展開するので、遠慮
なく批判している。いわんや産経新聞をや、だ。なぜか?産経新聞はか
の有名な曾野綾子氏を長年、自社のコラムニストとして重用している。
曾野綾子氏は、ご存知のように弱者には「甘えるな」「甘やかすな」
と容赦ないのに、ご自身は甘えに甘えて文章修行を疎かにしている
御仁だ。
以下が曾野綾子氏を糾弾した小生のブログ。
東日本大震災 曽野綾子氏の間違いだらけの文章作法
 「『二〇一一年三月十一日午後二時四十六分に起きた
地震が、近年落ち込んでいると言われる日本の凋落に、決定的な追い
打ちをかけるか、それとも、長い間の物心両面の沈滞を打破するきっ
かけになるか、というと、私は後者に望みを託したいと感じている
。』
落ち込んでいると言われる日本の凋落に』と同義語を重ねたり
物心両面の沈滞」と意味不明の文言。
さらには
曾野綾子氏の透明な歳月の光「悪女の深情け」を知らないなんて!
「『ここで私は『悪女の深情け』という言葉を思い出すのだが、
現代では『悪女』というものがよくわからなくなった。女性たちは
全員が美女になったし、他人のことはどうでもいい女性ばかりだから、
深情けなどかけてもらっている男性もいないのではないかと思われ
る。女性は性悪女ではなく、全員が牝になったのである
」なんと作家が
「悪女の深情け」の意味さえ知らないのだ。
 こういう手合いを重用すること自体が新聞の信頼性を損なうことに
なっているのに、産経新聞は一向に省みる様子もない。したがって
産経新聞推して知るべし」ということだ。
 だから産経新聞が「スクープ」などと自画自賛しても話半分と受け
取る。A4版22枚の「想定問答集」を入手したというのであれば、その
「想定問答集」なるものをすべて閲覧できるようにしたうえで自らの
主張の正当性を唱えるべきだ。「想定問答集」の一部の文章を挙げて
解説しても、果たして文脈からしてどうなのかということもある。だ
から産経新聞の論説は、すべて鵜呑みにはではないのだ。
 では先ず、あるブログで産経新聞のインタビュー記事を紹介してい
たので、そこから入る。発表の日時は定かではないが、前後のページ
から判断すると2012年7月のインタビューのようだ。
「去年7月の石原信雄元官房副長官の産経新聞のインタビュー」と題し
てQ&A形式のインタビュー記事だ。
Q 慰安婦と政府のかかわりを示す資料はあったのか
 河野談話は政府が関与したとは言っていない。あくまで軍の管理、
関与があったとしているのに、わざわざ「政府の関わりを示す資料は
あったのか」となぜ問いかけたのか。これは明らかに「政府の関与は
なかった」という石原氏の言質を取るための質問だ。従って石原氏も
・・・・・当然といえば当然だが、日本側の公文書では、慰安婦といわ
れるような女性を強制的に募集するような文書はない。・・・本人の意
に反してでも強制的に集めなさいという文書は出てこなかった。当た
り前で、国家意思としてそういうことはありえない。・・・・・ただし、
戦争が厳しくなってから「(軍が人数を)割り当てした」「軍の方か
らぜひ何人そろえてくれと要請があった」と、そういう要請はある。
それは、従来であれば、業者の人たちが納得ずくで話し合いで本人の
同意のもとに数をそろえた。ところが、戦争が厳しくなってからどう
も、ノルマを達成するだめに、現地判断で無理をしたのが想定された。
(中略)韓国女性に)ヒアリングした中には、意に反して(慰安婦)にさ
れたと涙ながらに話した人がいた
」と言わざるをえまい。極めて意図
的な質問。
次の「Q 意に反するといっても、親が本人に黙って業者に売ったケー
スもありうる
。」
言わずもがなの質問だ。文脈からして「親が本人に黙って・・・・」で
はあるまい。従って「石原氏 そこはああいう戦時下のことだから。
しかも個人の問題だから、親との話がどうだとかはこれは追究しよう
がない。(中略)裏づけ、本人の親と会うとか、当時の関係者と会うと
かそういう手段はない。もっぱら本人の話を聞くだけだ
。」
Q これで日韓間の騒動が収まるとの政治判断によって、かえって問題
は大きくなった。訴訟を起こした韓国女性のいう自らの経歴も二転三
転している

石原氏 我々はできるだけ客観的事実を聞き取るための条件設定努
力を続けたけど、それは限界がある。こっちに捜査権があるわけじゃ
ない。・・・・

「韓国女性のいう自らの経歴も二転三転している」このインタービュ
ーが2012年であれば、これは韓国人女性ひいては韓国政府がずさんだ
と言わんばかりの意図的な質問になる。裁判が結審した2003年以前で
あれば裁判を傍聴したか否かを問わず、産経新聞の記者の洞察力たる
や新聞記者とは思えないほどの貧弱さだ。。
1992年12月日本の山口地裁で始まった「釜山従軍慰安婦・女子勤労挺
身隊公式謝罪等請求訴訟」は2003年3月最高裁で結審しているが、こ
れを意図的に伏せての質問だ。
ウィキペディアでは先ず「山口地裁における事実認定では、「慰安婦
原告らの被害事実」で、3人の原告の出身地、慰安婦になった経緯、慰
所での強要の状態などが事実認定されている。また慰安婦原告の陳述
の信頼性についても、「貧困家庭に生まれ、教育も十分でなかったこと
に加えて、現在同原告らがいずれも高齢に達していることを考慮する
と、その陳述や供述内容が断片的であり、視野の狭い、極身近な事柄
に限られてくるのもいたしかたないというべきであって、その具体性
の乏しさのゆえに同原告らの陳述や供述の信頼性が傷つくものではな
い」とし、「その信頼性は高いと評価され、先の通りに反証の全くな
い本件においてこれを全て採用することができる」としている。なお、
広島高裁でも慰安所制度の実態について「争いがない」と認定し、各
原告についても事実を認めた上で、朴頭理、李順徳についてはPTSDを
追記認定している。事実認定はこの判決で確定し、最高裁での棄却は
賠償などの訴えを棄却している
。」原告の元従軍慰安婦の供述を否
定する産経新聞の質問の仕方は、賠償を棄却した最高裁判決をも否定
することになるが、それで良いのか。このような意図的な質問が産経
新聞の常套手段であれば、産経新聞のすべての「スクープ」や論説の
信憑性に疑問符がつくことになるが如何か。
Q 河野談話からは、甘言、強圧の主体が誰かが欠落している
なにを馬鹿な事を言うか。「河野談話」の前段に「慰安婦の募集につい
ては、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当た
ったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して
集められた事例が数多くあり・・・」とあるではないか。産経新聞の記
者のレベルはこの程度か。
Q 石原さんは反対しなかったのか
ほとんど中・高校生レベルの質問だ。閣議決定したものに事務方のト
ップが「反対だった」などと言えるか?産経新聞のレベルがそう高く
はないことの証左だ。
Q 河野談話が出された結果、国連人権委員会などでも「セックススレ
イブ」という言葉が使われるようになった

石原氏 それはもちろん、そういうことに利用される可能性は
当然ある。限られた状況の中で意に反した人がいたと認めれば、やは
り訴訟している人たちは一事が万事、すべてが強制だと主張している
が、それを認めることになるというリスクは当然、あの談話にはある
わけだ。それは覚悟した。そういう風に言われるだろうと。だから出
すべきでないという意見も中にはあった。だけど、政府として決めた
んだから、我々関係者は少なくとも弁解がましいことはいえない
。」
だから何を言いたいのか?「河野談話」を発表したから国連で日本は
「セックススレイブ(性奴隷)」の国というレッテルを貼られたので、
当時の首相始め官房長官および関わった官僚は責任を取れと言いたい
のか。 ウィキペディアでは日弁連会長だった土屋公献が従軍慰安婦問
題について国連でロビー活動をはじめたのが1992年2月とある。土屋
公献と日弁連が国連において慰安婦を「性的奴隷(Sex Slaves )」 とし
て扱い、国連から日本政府に補償をおこなうように働きかけたと言明
したという。その結果、1996年のウィーンの世界人権会議において
「性的奴隷制」が初めて「国連の用語」として採用され、1996年のク
マラスワミ報告書では「軍隊性奴隷制」と明記されたとある。加藤官
房長官発表の5ヶ月前河野談話の1年半前だ。ここでも記事の捏造だ。
「河野談話が出された結果」などとどこを調べたら出てくる文言か?
ここまで来ると「河野談話」を吊るし上げるための意図的な質問だ
ということになる。
Q 宮沢首相の政治判断か
よくも馬鹿な質問をする。内閣官房長官は内閣総理大臣即ち首相の
代弁者だ。首相がこの手の談話をすれば、より重くなる。官房長官の
レベルに留めたのは首相の意向であることは当然であり首相の政治判
断だ。
Q 国家賠償請求につながるとは思わなかったのか
石原氏 全く想定していない。それはもちろん、あの談話をまとめる
にあたっては外務、財務、法務省すべて関係者は承知している。われわ
れはあの談話によって、国家賠償の問題が出てくるとは全く想定してい
なかった。当然、当時の韓国側も、あの談話をもとに政府として要求す
るということはまったくありえなかった。(中略)慰安婦問題はすべて強
制だとか、日本政府として強制したことを認めたとか、誇大に宣伝して
使われるのはまことに苦々しくて仕方ない。もちろん、こういうものを
いったん出すと悪用される危険はある。外交関係とはそういうものだか
ら。だけど、あまりにもひどいと思う。(中略)それが(韓国は)今日まで、
いろんな国際会議で日本政府が政府の意図で韓国女性を強制的に慰
安婦にしたと言っているが、全く心外そのものだ
」こういう質問し
か出来ないなんて間抜けだね。国家賠償請求につながることが分かっ
ていれば発表するわけないだろう。よしんば分かっていても「分かっ
ていた」などと部外者の新聞記者に応えるわけがない。産経新聞の記
者は日本の官僚を相手に話をしていることを理解していない。日本の
官僚は、この程度のインタビューしか出来ない産経新聞の記者の想像も
つかないほどの学問の蓄積がある。その彼らでさえ「全く想定してい
なかった」わけで当時の緊迫した状況下ではいたし方あるまい。

それよりも産経新聞の記者に
質問の仕方を教えておく。
眼を見開き
耳をかっぽじいて
よく聞くが良い。
「韓国が、いろんな国際会議で
日本政府が政府の意図で韓国女性を
強制的に慰安婦にしたといっているが、
日本としては、どのような方法で
どのように反論していけばよいのか
教えてほしい


これが官僚を相手にした時の質問の仕方だ。

今回はここまでにして、次回に割愛する。


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