![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuma_wel.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
現在のホームページが3年になるので、そろそろ新しくしたほうが
いいのかななどと夫と話している時に、あるホームページ制作会社からア
プローチがあって、コンサルタントの人に来てもらったのですが、最初に
SEO対策やら何やら、いろいろと私どもの会社のホームページを分析した
データを見せてくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock2.gif)
その中で、最大の欠陥は「お客様の声」という欄がないことだと厳しく
指摘されたんですが、夫は「新築物件だけを扱う会社だったらまだしも、
うちは中古物件も扱うのですよ。」
「それがどうかしましたか?」
「中古で『お客様の声』に載せても良いですよって人、いないでしょう」
「そんなことはありません。もし、そのお客様が気になさるようでしたら
その場合は苗字だけとか写真載せないとか・・・・」
「それだったらお客様に原稿依頼する意味ないじゃないですか。デッチ
上げても分からないんだから・・・・」
「そういうことでしたら新築を購入のお客様に限ってはどうですか?」
「それだったら不平等でしょう?」
「言っておられる意味がよく分りませんが・・・・」
「うちは仲介業者として新築も中古も扱っているので新築のお客様の
声だけを取り上げるのは公平を欠くということですよ」
「申し訳ないんですが、ホームページは何のために開いているんですか?
ホームページはWEB上のお店ですよね。集客するためにお店を開いて
おられるわけですから・・・」
「・・・・・・・」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ang.gif)
確かに「お客様の声」というのが集客方法の1つとして、いろいろな業界で
注目を浴びています。
もちろん不動産・建設業界でも、この「お客様の声」で集客の効果を上げ、
相応の成果を収めている業者は、かなりいるかと思います。その中には
新築物件だけではなく中古物件も扱う不動産仲介業者も、数多くいます。
彼らの「お客様の声」を見てみると、掲載されているお客様のすべてが
新築を購入された方々の写真付きの記事。中古物件を購入した「お客様
の声」はありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
誰しも可能であれば新築物件を購入したいはずですが、お客様のご予算、
年収、年齢、自己資金の量によって購入物件が限られてしまいます。
たとえば1000万円位の中古物件を住宅ローンを使って、やっとの思いで
購入された方は、たとえ仲介業者に感謝はしても、その会社の「お客様
の声」に写真付きの記事を、いや写真付きでなくても記事の掲載を希望
されるでしょうか?中古物件に限ってお客様の写真がなく「上尾市○○
様」や「上尾市A様」や匿名では「お客様の声」の信憑性がなくなり、
でっち上げと受け取られてしまい本来の「お客様の声」の集客効果は
期待できません。
このように不動産仲介業者が展開する「お客様の声」なるものは、
新築購入のお客様にのみスポットライトを当てるあまり、中古物件を
購入するお客様を片隅に追いやるというやり方で、極めて公平さを
欠いたものです。
弊社は過日、ホームページ制作会社のコンサルタントから弊社ホーム
ページの欠陥の一つとして、この「お客さまの声」がないことを
指摘されました。
それに対し前述のとおり夫は公平さを欠くものと反論しましたが、
そのコンサルタントには「ホームページは集客のためのWEB上のお店な
のでそんなことに拘るのはナンセンス」と一蹴されたのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
意識の置き所が違うので意見は平行線のまま次回の打ち合わせと
なりました。
私達は会社を維持し発展させるために頑張ってはいますが、その一方で
「お金儲けのために何か大切なものを忘れてはいないのだろうか」
と、つくづくと考えます。
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