リジットのマット織り

先日、何年ぶりに、松本から照子さんが来てくださいました。機織りの大先輩です。

リジット機で、膝掛けばかり織っている私に、縦糸が２本ずつ上下するマット向けのやり方を教えてくださいました。

ゴザ織りとも言い、少し厚みのある織り物になります。

新しいことができるのは、すごくうれしく、楽しいことです。

持つべきは、友達ですね！

照子さん、ありがとう！

まだ、仕上げの掃除が、できていませんが、私にしては、すごくはっきりした配色の織りになりました。裏表の配色が反対になる、マット織りでした♪

長い織り

2年以上、いえ、3年ぐらいはたっているかもしれません。長いこと同じ経糸が藤原機に掛かったまま時間が過ぎていました。なかなか集中して機に座り織る事がなんとなく出来ませんでした。若い頃は、、、、まったくなんてこと無くて、新しい糸を掛けて一週間程で織り終わらせることが出来ていたのに！気力、体力の低下にはしたくありませんが、長いこと掛かってしまいました。
薄いピンクとブルーの綿スラブ糸のぼろ織りです。織り巾４０センチ織り上がりの長さは１２メートル以上になって、ようやく機からはずすことが出来ました。本当にやれやれ、ホッと、やり終えた満たされた心境！織りこんだぼろは、絹の胴裏、古い着物の裏地です。
















一段一段織りながら楽しく織りが進みました。いつもそばにちぃちゃんがいて、私の背後には、ひいばあさんのおかつばあさん、そして母がついていてくれました。いつも。。。

卓上織リジット

感染症コロナの影響で、予約のお客様もキャンセルがほとんどとなってしまいました。本当に悲しい、せつない現状です。雪は沢山あると言うのに、まったくひどい現実となっています。明るい話しはひとつも無いこの頃です！
なんとか楽しみを持ちながら過ごしたいものです。

　　　　　　
　　

年に一回！！

このごろ、ナンチャンがボロ織りに来てくれるのが、年に一回になってきました。一日休むことなく、、、お昼の時間とささやかなお茶タイム以外は、、、織り続けて帰っていきます。
　何枚か裂いてきた気に入った布で織って行きます。私よりもスピードがありますからびっくりですよ！！家に帰り仕上げの房結びをするのが、楽しみだと思います。

　　

　　
短いもの、幅のあるもの、長いもの、、、それぞれに使い勝手があると思います。お疲れ様でした。ありがとうございます。

竹筬・・・たけおさ

１０年程前に、使っている古いぼろぼろの竹筬を節子さんが２本組直してくれました。こんなことが出来るなんて考えてもいなかった私には最高にうれしいことでした。そして、最近！！節子さんが愛用されていた竹筬を２本、持参して下さいました。８０になる節子さんの身辺整理の贈り物というわけです。本当にありがとうございます。大切に使いますね！！

　　
上の２本が今回持って来てくださった筬、下は１０年前に作っていただいた物。筬目は上から、１センチ５目、１０目、７目です。

　　
画面かさなっている下が５目、上が１０目　これ程に違うのです！！どうやって作れるのか、、、現実、今竹筬を作る人がいません。ステンレスの筬になってしまいました。