今日の新聞やニュースはライブドア関係の記事一色ですね・・・

「急いてはことを仕損じる」とかよくいわれますが、堀江社長は急ぎすぎたのかな~なんて思います。
私は今年で37になりますが、堀江社長はあの若さでいちやく時の人となりました。
すごいな~って思っていました。今年私の会社のスローガンは、『お客様・社員・家族・自分・会社・地域の皆様の豊かさを追求しよう』ということでしたが、自分個人的には自らが心豊かにならないと人に対してはなかなかおおらかになれないと思います。(もちろんお金はたくさんあったほうが良いのでしょうが・・・)
心の豊かさってとても大事だと思います。

うまくいっている人を見ると、人は疎んだり、邪魔をしたり、こき下ろしたり、揚足をとったり・・・

悲しいですね。
私は今は株をやりませんが、ライブドアショックで株をやっていた人は昨日今日は仕事にならないでしょうね。
日本古来の伝統であるものづくり、これは極めるのはめちゃくちゃ大変でしょうが、一度作ったものは株のように一晩で紙切れになってしまうことはないですよね!
堀江社長が広島を選挙のときに走り回っていたとき、私の母の親友のドイツ在住のオペラ歌手であり、わたしにとってもとても大事な人生の大先輩の

ごろごろサンのおじさん

(通称)が、日本で全国ツアーをしに私の実家を拠点に走り回っていました。おじさんが広島公演のときに、何の縁もゆかりもないホリエモンがコンサートの中で舞台で挨拶をさせてほしいという依頼があったそうです。
もちろんホリエモンの秘書を通じて話がはいったそうですが、おじさんは自分のコンサートを聞きたくて楽しみにしてくださっているお客様に迷惑がかかるからと断ったそうです。

それでも400人ほどの広島のお客様が集まってくるそのコンサートで演説をさせてほしいとホリエモンがどうしてもというので、おじさんはコンサートの会場の一番後ろに座らせ、コンサートを最後まで聞くように、そして合図を送ったら、走って舞台まで来いと条件付で演説商会を許可しました。ホリエモンを舞台の上で紹介しホリエモンの紹介をコンサート会場のお客様にしてあげたそうです。
ところが、おじさんのコンサートは全国何箇所もありました。その際、広島ではありがとうございましたとかいった類の気持ちのかよったお礼は何もなかったそうです。「礼には礼を!恩には報いる。人間関係の基本中の基本が彼にはないな」っておじさんは言ってました。

世の中えらくなればなるほど腰が低くないといけないと私は思います。稲穂はたくさんお米がつけばつくほど重くなるので頭を垂れるといいます。
世の中肩書きが増えれば増えるほど人間関係重要です。もし、自分がもう少し会社を成長させてお金持ちになったとしても基本的なスタンスは変わらない自分でいたいと思います