令和2年12月11日(金)10時から、産業建設常任委員会の管内視察でした。
視察先は春江町ゆりの里公園近くのいちご農園「ICHIGOOJI」と、
ゆりの里公園内にある農産物直売所「ゆりいち」。
最初はいちご農園「ICHIGOOJI」でした。
生産者の方は兵庫県出身の20代の方ですが、坂井市内に親戚があることより、
これまでにも米農家の手伝いに幾度か来ており、農業に興味を持っていたそうです。
今回ご縁があり、坂井市に両親と共に移住し、いちご農園を経営することに。
ようこそ坂井市にお越しくださいました。
ハウスの概要は栽培棟が3棟、育苗棟が4棟。
ハウスはJA福井県(旧JAはるえ)からのリース。
現在の栽培品種は章姫(あきひめ)と紅ほっぺ。
令和3年度からは観光(体験)農園をオープン予定だそうです。
ゆりの里公園のユリーム春江と栽培棟3棟の写真です。
栽培棟3棟
育苗棟の奥に別のハウスも。
ぶどう栽培用のハウスらしいですね。
栽培棟では、章姫(あきひめ)と紅ほっぺを栽培中でした。
章姫(あきひめ)と紅ほっぺを一粒ごと試食。
章姫(あきひめ)は甘くて、紅ほっぺは酸味を感じましたね。
http://www.yurinosato.com/index.php
次の訪問地までは健康のため徒歩移動で。
ゆりの里公園内にある農産物直売所「ゆりいち」では章姫(あきひめ)を3パック購入。
少しだけ売り上げに貢献してきました。
●章姫(あきひめ)の特徴
親の組み合わせは「久能早生」×「女峰」で品種登録年は1992年(平成4年)、主な産地は静岡県。
章姫は果実が長めの円錐形をしているのが特徴で、果皮は濃橙赤色、
果実は少し柔らかめで口当たりがよく、果汁も豊富。
酸味が少なく甘味をしっかり感じられるイチゴだそうです。
収穫シーズンは12月頃から5月頃で、最盛期は2月から4月頃。
●紅ほっぺの特徴
親の組み合わせは「章姫」×「さちのか」で品種登録年は2002年(平成14年)、主な産地は静岡県。
紅ほっぺという名前の由来は、果皮が美しい紅色で果肉も中心まで赤くなること、
そしてほっぺが落ちるような食味のよさを表現しているそうです。
紅ほっぺは果肉も綺麗な赤色なので、ジャムにすると鮮やかな色に仕上がるそうです。
また、ショートケーキケーキやフルーツサンドに使うと、イチゴの断面が美しく見えるそうです。
紅ほっぺのシーズンは12月から5月頃で、3月頃が出荷のピークとなります。
生まれ故郷の静岡県を中心に茨城県や愛知県、九州など広い地域で栽培されています。