令和6年2月2日(金)午前10時30分より、
坂井市議会DX推進特別委員会を代表して
「坂井市におけるDX推進に関する提言」を市長へ提出してきました。
議会から他の出席者は辻議長、戸板副議長、林DX推進特別委員会副委員長。
本市では、人口減少・少子高齢化が進行する中で、
社会全体のデジタル化の急速な進展に対応し、
市民の利便性や行政サービスの向上、職員の業務改革に繋げていくために、
令和4年に坂井市DX推進本部が設置されました。
本議会でもDX推進特別委員会を設置し、進化し続けるデジタル技術を活用し、
暮らしを支える様々な最先端サービスを社会に実装し、
市民が豊かに安心して暮らすことのできるより良い社会の実現と、
行政業務の効率化について調査研究してまいりました。
本特別委員会の調査研究に基づき、DX推進について、
本市が取り組むべき事項として、次の項目について提言いたします。
今後のDX推進における企画立案、来年度予算編成にあたりご考慮いただきますようお願い申し上げます。
また、これからも職員のDX推進への機運の醸成を図りながら、
デジタル技術を活用し、市民がより暮らしやすいまちを目指して、
市民サービスの向上および業務の改善と効率化に取り組んでいただきますよう併せてお願い申し上げます。
坂井市におけるDX推進に関する提言書
1. 「書かない」「待たない」「行かない」窓口の実現に向けて
(1)窓口改革で「書かない」「待たない」窓口の実現
複数課にまたがる手続きの効率化を図ること。
(2)行政手続きをオンライン化し「行かない」窓口の実現
各種行政手続きのオンライン化の推進を図ること。
(3)費用対効果を考慮したシステムの導入を図ること。
2. 公式LINEアカウントを活用した行政サービスについて
(1)市民が必要とする情報発信の強化を図ること。
(2)各種アプリとの連携強化など、便利な機能やメニューを追加・更新し、誰もが使いたくなるようにすること。
(3)公式LINEアカウントの登録者の増加を図ること
3. オンライン活用による面談や相談を推進すること
(1)多様性に配慮した相談しやすい環境を推進するため、アバターなどを活用したバーチャル相談窓口を検討すること。
4. DX化における教員の負担軽減について
(1)学校教育現場にICT支援員を配置し、業務改善を図ること。
5. デジタルデバイド(情報格差)対策について
(1)デジタルサービスにおける利用機会などの情報格差解消に努めること。
デジタル技術を活用し、市民がより暮らしやすいまちを目指して、
市民サービスの向上および業務改善と効率化が図れることを願います。