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今年の冬は暖冬で、白川郷にも雪が無く、観光客もがっかりしているとのニュースが流れていましたが、
京都府南丹市美山町でも日本の原風景が見られる「かやぶきの里 北村」があります。
家から約160km、北陸自動車道、舞鶴若狭自動車道から大飯町名田庄地区を通り、
約2時間半のドライブで美山かやぶきの里に到着です。
日帰り旅行も可能ですね。
今回の写真は2018年7月に訪問した時のものです。
美山かやぶきの里では2020年1月25日(土)から1週間、
第16回 美山かやぶきの里「雪灯廊」が開催予定です。
美山かやぶきの里は平成5年12月、全国36番目として重要伝統的建造物保存地区に選定されています。
重要伝統的建造物群保存地区選定に対しては、かやぶきの家で生活しながら住民100%が合意し、少子高齢化が進む中、
景観を守ることで、都市と農村の交流を図り、観光という新たな生活の糧を得ることに村の将来を託しています。
北山かやぶきの里保存会を中心に、「北山かやぶきの里憲章」を制定し、保全優先の基本理念のもと、
「日本の原風景」と言えるかやぶき集落を守り、現在、美山ブランドを築いています。
〇保全優先の基本理念
一、『売らない』集落の土地や家を売ったり、無秩序に貸したりしない。
二、『汚さない』家の周り、畑など集落全体を汚さない。
三、『乱さない』集落の道路、山、家などの美観や集落の風紀を乱さい。
四、『壊さない』重要伝統的建造物群に選定された集落景観や美しい自然を壊さない。
五、『守 る』店が立ち並ぶ観光地にせず、集落景観を現状のままで守る。