丸岡南中学校第１２回卒業証書授与式

平成３０年３月１３日

丸岡南中学校第１２回卒業証書授与式に出席し、

坂井市議会議員を代表して、第１２回卒業生に祝辞を送りました。



丸岡南中学校の卒業証書授与式への出席は

坂井市誕生後の平成１９年３月の第１回から平成３０年３月の第１２回まで

すべて出席させていただいており、

第１回～第１２回の卒業生全員の旅立ちを見守ってきました。





丸岡南中学校卒業式　祝辞


　
　本日ここに、坂井市立丸岡南中学校の卒業証書授与式が挙行されるに当たり、坂井市議会を代表いたしまして、お祝いの言葉を申しあげます。
　卒業生の皆さん、ご卒業、誠におめでとうございます。
　満三か年の修学の甲斐あって、本日、つつがなく義務教育を終了されました皆さんと、ご家族の方々に対し、心からお喜びを申しあげます。
　卒業生の皆さんは、中学生としての自覚のもとに、この三年の間、風雨をいとわず、寒暑にめげず、よく頑張って通学し、大きく成長され、今日晴れて、卒業の日を迎えられました。
　さぞかし、感慨もひとしおであるとともに、大きな自信を胸に秘め、輝かしい希望に燃えておられることと思います。
　また、皆さんを見守るご家族の方々はもとより、校長先生をはじめ諸先生も、皆さんの頼もしい成長ぶりに、さぞかしご満足のこととご推察しているところでございます。
　卒業生の皆さんは、これから、それぞれの新しい生活に向かって巣立っていくことになります。　
人によって進む道は異なりますが、人生の一つの大きな転機に立っているということでは、まったく同じであります。
　たとえ、進む道に違いはあっても、この学校で身に付けられた学業・体育などの成果をさらに磨かれて、大輪の花を咲かせていただきたいと思います。
　人生は、七転び八起きと申しますが、これからは、今まで経験したこともない、いろいろなことに出会うと思います。心くじける時もあろうかと思いますが、その様な時こそ、困難に全力で立ち向かう勇気が必要と思います。
　人格を高めさらに向上していくためには、面倒なこと、辛いこと、嫌なこと、都合の悪いことなど、様々な困難に出会った時、その「困難」という砥石によって自分を磨く必要があります。
　困難と思えることは人それぞれであり、自分が困難と感じることは、実は元々自分に不足しているところ、欠けているところが原因です。
　ですから、困難に遭遇した時は、それを自分に対する試練であり、成長のチャンスだと受け止め、勇気を奮い起こして、全力でぶつかり、乗り越えていってほしいと思います。
　困難を克服した時の喜びは、何ものにも代えがたく、自分の支えとなる実力も身に付き、人間としての向上の実感が得られるものと確信致しております。ぜひ、困難に全力で立ち向かう勇気を持って進んでいって下さい。
　終わりに臨み、温かいご指導をいただきました教職員の方々をはじめ、地域の皆様のご協力に対し、心からお礼を申しあげますとともに、ご臨席の皆様のご多幸を心からご祈念いたしまして、私のお祝いの言葉といたします。
　本日は、誠におめでとうございます。

平成三十年三月十三日
坂井市議会議員　　前田嘉彦