坂井市代表としての嘉興市訪問団二日目、2010年10月26日午前10時頃、
中華人民共和国嘉興市の嘉興港区を訪問し港の概要説明を受けました。
嘉興市は上海と杭州の中間に、嘉興港は杭州湾の北岸に位置しています。
嘉興市は揚子江デルタの中心に位置し、登録人口は約340万人程度ですが、実際人口は500万人を超えるということでした。
現在の嘉興港の貨物取扱量は、世界の港ベスト100位にランクインする大きな港で、
福井新港(坂井市三国)とはくらべものにもならない規模でした。
嘉興港の現地へ。
途中、山積みのコンテナ群。
干潮満潮の差が大きいためか、船舶の係留桟橋は、陸地より杭州湾内に突出した場所となっていました。
杭州市から杭州湾に流れる銭塘江の逆流は、アマゾン川のポロロッカとともに「逆流」の代表例として有名です。
旧暦の毎月1日と15日は、太陽・月・地球が一直線に並ぶため、
引力の相乗効果により大潮となり、大きな波が銭塘江河口に押し寄せてきます。
特に旧暦の8月15日前後は地球が太陽に一番近づいているため、勢いはすごいそうです。
「銭塘江の逆流」一度見てみたいものですね。
杭州湾にある嘉興港は海にあるはずと思いますが、銭塘江からの流れの影響か泥濁り状態でした。
嘉興港から杭州湾海上大橋を眺めて。
嘉興港付近の住宅地風景。
店舗もちらほらと見られ、10月だけどスイカらしきものが売っていました。
嘉興、加油!