2015年10月17日(土)午後2時頃、「地獄谷野猿公苑」を訪問しました。
これまで幾度も志賀高原草津温泉ルートで群馬県入りしてきましたが、
この時が初めての「地獄谷野猿公苑」訪問でした。
やはり、インバウンドにより外国人観光客が増加し、自分も見てきたいと思ったことが動機でしたね。
現在の入苑料金は消費税込みで、大人800円、こども400円ですね。
冬場に温泉に入る猿「スノーモンキー」で有名な地獄谷野猿公苑を訪れた外国人観光客数が、
2018年度に初め日本人観光客を上回っています。
長野電鉄によれば、地獄谷野猿公苑の入場者数は24万600人で、うち外国人は12万1651人。
コロナ禍の2020年度は大きく減少していると推察されます。
また、温泉に入るニホンザルに会いたいですね。
「地獄谷野猿公苑」
1964年(昭和39年)に開苑。
戦後、サルが生息地としていた奥山の木々が切り倒され、食料を求め地獄谷付近まで下りて来るようになる。
サルの頭数が多すぎて食料が足らず、更に下流の湯田中温泉付近のリンゴ畑(田畑)も被害を受ける。
地元住民は林野庁にサルの駆除する許可を願い、サルが有害獣と認められることになる。
50頭の射殺許可が出たところで、初代の苑長となる原荘悟氏は、猿と人間との共生を目指して、
リンゴ畑から離れた上流(現在の地獄谷温泉後楽館の付近)にてサルを餌付けし、
餌が足りれば畑の被害はないとの発想から、サルの駆除に反対し行動を起こした。
サルを駆除せずに農家の被害を減らすため、3年がかりで警戒心の強いサルの群れを餌付けし、
1964年、地獄谷野猿公苑の開苑となったそうです。