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『ローマの休日』で有名なウィリアム・ワイラー監督作品『我等の生涯の最良の年』を観た。
1946年に製作、公開されたこの映画、第二次世界大戦の復員兵3人が直面する戸惑いや苦悩が克明に描かれた、社会問題をテーマにした作品です。
75年前の古い映画ですが、見始めから引き込まれ2時間50分の長さを全く感じませんでした。
見終わった後で調べると、この映画はアカデミー作品賞を始め9部門の賞を獲得し、興行的にも大ヒットしたようです。
琴線に触れ、グッとくるシーンも数多くありましたが、復員兵の父と息子の会話の中に『ヒロシマ、原爆』という言葉が出てくるなど、終戦翌年にもかかわらず反戦を訴えている映画でもあります。
俳優さんも皆素晴らしく、特に実際に戦時中両手を失ったハロルド・ラッセルの存在が印象的でした。
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NHK-BSプレミアムで放映されたものですが、録画は消さずにいつかまた観たいと思っています。
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