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Windows Embedded Standard 8 CTP2 -13-

2012-06-27 23:27:07 | Windows Embedded Standard
これまでに記載した内容が誤記なのか・・・

いや、RTM版になったら名称変わるかもしれないので、

直さず放置すべきなのか・・・(汗)。


新しく登場したLockdown機能の一つである(略称)UWFですが、

OverviewのPDFではUnified Write Filterと記載されていました。

Catalog上でもUnified Write Filterでした。

が、その他のWebで公開されているDataSheetのPDF資料や、

MS社のBlog、Release Noteでは、

『Universal Write Filter』となっていて、どちらが正しいかわかりません(汗)。





機能自体は、これまでのEWFとFBWFを合わせたような機能とのことで、

また別途試してみようとは思っています。



それにしても、なぜにUniversal?


Windows Embedded Standard 8 CTP2 -12-

2012-06-27 08:00:00 | Windows Embedded Standard
いやはや、なんだかつまらないことで

はまってしまいました。

わかってしまうと、何だったんだって感じ(苦笑)。


Unified Configuration Tool(UTC)を使って、

Edge Gesture FilterやKeyboard Filterの制御をしようと思って、

どのパッケージがUTCなんだろうとかICEの検索機能でいろいろ探してみたり、

MMCのSnap-Inって記述があったから、

HDDの中のMSCファイルを片っ端から検索して起動してみたり、

コミュニティみたらmsiファイルでインストールとか書いてあって、

またもHDDの中を検索してみたりとかして・・・。



でも、UTCが見つからなくて・・・



何かICEの設定が悪いのかとか、IBWに入ってるのかとか、

右往左往してたんですが・・・・。


・・・・・・
・・・



ありました、UTCのインストーラ。





WES8CTP2のToolkitのISOイメージの中に・・・




インストーラーのファイル名は、

32bit版は「EmbLockSetup_x86.msi」、

64bit版は「EmbLockSetup_amd64.msi」です。


J.T.Kimbell氏のブログで

「EmblockSetup_x86.msi」が「EmbblockSetup_x86.msi」

と誤字ってるのも、はまった理由の一つだったり(笑)。




UTCはリモートでもスタンドアロンでも動くので、

開発用PCにインストールして、ターゲットとリモートで接続して制御したり、

ターゲットに直接インストールして、MMCで制御することができるそうです。



私の環境は、Hyper-Vで仮想環境作って試してるんですが、

さっそくテキトーに作ったWES8上でToolkitのISOイメージを

食わせてみたら・・・・・


DVD用のドライバかファイルシステムが入っていなかったようで、

ファイルが見えず(汗)。


はまったときこそ、

落ち着いて作業せねばね・・・




Windows Embedded Standard 8 CTP2 -11-

2012-06-26 22:29:04 | Windows Embedded Standard
WES8のEEFに関して。

これまで、デスクトップPCにはない組込み向けOS独自機能として、

Embedded Enabling Features(略してEEF)というパッケージ群が提供されてきました。

Enhanced Write Filter(EWF)やFile Base Write FIlter(FBWF)等があります。


WES8では、これらの機能が「EEF」ではなく、

「Lockdown」と「Branding」というカテゴリ名で提供されます。

そのあたりの内容が以下のブログに記載されています(英語ですが...)。

What is lockdown and branding in Windows Embedded Standard 8, and where are my EEFs?



いま、このあたりの記事を読みながら、

Unified Configuration Toolの確認をしようとしているのですが・・・

いろいろはまってます(泣)。

調査結果はまた後ほど。

Windows Embedded Standard 8 CTP2 -10-

2012-06-24 14:20:32 | Windows Embedded Standard
前回に続き、Configuration FileベースのカスタムIBWイメージ作成での

注意点をもう一つ。


あらかじめ、プロダクトキーを設定しておかないと、

カスタムIBWでブート後、エラーが出てウィザードを実行することができません。

これはWES8 CTP1でも同じです。


じゃ、どこでプロダクトキーを設定するのか?


ICE(Image Configuration Editor)でConfiguration Fileを新規作成時に

自動的に含まれるパッケージ、Embedded Core(通称「eCore」)の中で設定します。



Configuration Fileを新規作成し、

ICEの中央に表示されている「Configuraiton File」ペイン内で、eCoreのツリーを展開すると、

中にSetup_x86という項目があります。

この項目を選択すると、右側の「Settings」タブの表示が変わり、

この項目で設定できるデータが表示されます。


右上にある「Filter view by:」とキャプションされたコンボボックスで、

windowsPEフェーズを選択します。

下図のように、Settingsタブの各データが変更可能になるので、

UserData
→ProductKey
 →Key

とツリーを展開し、Keyの右側の欄にプロダクトキーを入力してください。

(クリックすると大きな画像が見れます)





実は、eCoreのShell_Setup_x86の中にも

ProductKeyという名前のデータがありますが、

ここを設定してもエラーが出ます。

名前が似ているので間違わないように(笑)

「Shell_Setup_x86」ではなく、「Setup_x86」のUserData内にあるProductKeyです。


Windows Embedded Standard 8 CTP2 -9-

2012-06-24 01:04:27 | Windows Embedded Standard
以前の記事Windows Embedded Standard 8 CTP2 -3-

WES8CTP2のToolkitインストール後の

スタートメニューを見てもらいましたが、

WES7のときにあった「Windows PE Tools Command Prompt」も

なくなっています。


では、Configuration FileベースのカスタムIBWイメージを出力後、

ISOイメージを作成するにはどうすればいいのか?


調べてみると、Toolkitと一緒に

ISOイメージを生成するためのoscdimgツールが

インストールされています。

インストール先フォルダは

(WES8CTP2 Toolkitのインストールフォルダ)
 →Toolset
  →Windows Deployment Tools
   →Deployment Tools
    →(CPU Type)
     →Oscdimg

です。

CPU Typeのところはx86かamd64となります。


oscdimgツールを使用するには、

①コマンドプロンプトを管理者権限で実行

②カレントディレクトリを上記のoscdimgツールが入っているフォルダに設定

③以下のコマンドを実行

 oscdimg.exe -n -m -h -b.¥etfsboot.com c:¥xxx c:¥Work¥yyy.iso

 ※xxxにはカスタムIBWイメージを保存したフォルダを指定してください。

  yyyはISOイメージファイルのファイル名を任意に指定してください。

  ここではCドライブ内に作成したWorkフォルダに保存しています。

  ¥マークを全角で記載していますので、

  コピペする場合は注意してください(笑)。



Windows Embedded Standard 8 CTP2 -8-

2012-06-23 09:41:18 | Windows Embedded Standard
以前の記事

WEDU(Windows Embedded Developer Update)が動かないというような

話を書きましたが、

ちょっと不可解なことが。

この現象、私の環境だけなんだろうか・・・。



というのも、WEDUが起動できるようになったんです。



WEDUを起動すると、私の環境では

以下のような画面が表示されました。

(クリックすると大きな画像が見れます)


ラジオボタンがあるので、

「Use Microsoft Update....」

の方を選ぶも、次にどうしたらいいのかわからなくて、

Enterキーとか上の×ボタンを押してみたりしてたんですが、

WEDUが終了するだけで何も起こらず・・・。


もしかして、何かボタンが見えてないだけかと思って、

ラジオボタン選択後、適当にタブキーを押して

フォーカスのあたるコントロールを変えていくと、

どうも「Read the Microsoft Update Privacy Statement」のリンクの下に

まだ何かコントロールがありそう。

試しにスペースキーを押すと・・・・・・



この画面が消えて、WEDUの画面が操作できるようになりました・・・。



WEDUの画面はこんな感じ。

(クリックすると、大きな画像が見れます。)




ん~、OSが日本語だと、コントロール位置がずれるのかなぁ・・・。


英語OS環境も用意するかな

Windows Embedded Standard 8 CTP2 -7-

2012-06-22 22:17:46 | Windows Embedded Standard
-6-の続き。

WES8CTP2版で改善された機能について、

Windows_Embedded_8_CTP2_Overview.pdfの記載を見ていきます。

・UWFのパフォーマンスと堅牢性を改善
 ⇒リブートさせずに長期間UWFを動かしてると
  問題があったようです。

・IBWとICEでの依存関係解決の改善

・OEMツールを用いたエラーのレポート/ロギング機能の改善

・モジュールデザイナーの使い勝手を改善

ちょっと曖昧な記載が多いですが、

まだいろいろとツールやパッケージの改善をしているようですね。



Windows Embedded Standard 8 CTP2 -6-

2012-06-22 10:00:00 | Windows Embedded Standard
-4-の続きです。

WES8CTP2版で新しく登場した機能について、

Windows_Embedded_8_CTP2_Overview.pdfの記載を見ていきます。

⇒あ、この資料も、ファイル名にStandardがついてないですねぇ。


・キーボードフィルターが、タッチスクリーンキーボードにも対応。

・Unified Configuration Toolの改良
 ⇒デバイス設定ファイルをエクスポートする機能など

・Shell LauncherがOSデザイン時の設定オプションをサポート

・WindowsのUIを表示しないログオン

・シンクライアント用テンプレート

・Kinect for Windowsアプリの互換性パッケージ

・Unified Write Filterにおける、HORM(Hibernation Once Resume Many)機能の

 サポート。

・Unified Write Filterにおける、オーバーレイオプションの追加。

・英語を含む、9言語への対応
 ⇒英語
  ドイツ語
  フランス語
  中国語(繁体字)
  中国語(簡体字)
  日本語
  韓国語
  ポルトガル語
  スペイン語

次回は、CTP2で改善された機能の記載を見ていきます。

Windows Embedded Standard 8 CTP2 -4-

2012-06-20 03:05:27 | Windows Embedded Standard
会社から帰ってきては、WES8CTP2を夜な夜ないじってます(笑)。

今日はちゃんとRelease Note系を押さえておこうかと。

Microsoft Connect サイトでは

WES8CTP2に関して二つのドキュメントがダウンロードできます。

・Windows Embedded 8 CTP2 Overview.pdf

・Windows Embedded Standard 8 CTP2 Release Notes.htm



まずはOverviewから見ていきますかね。


WES8で新規に追加された特徴的な機能として、以下があります。

・Unified Write Filter(UWF)
 ⇒EWFのようにセクターレベルでのストレージ書き込み保護を実現し、
  FBWFのように除外ファイルや除外ディレクトリを指定できる
  新しいWrite Filterのようです。


・Unified Configuration Tool(UCT)
 ⇒Microsoft Management Console(MMC)の
  スナップインとして提供される機能です。
  デバイスの堅牢性を高める以下の機能の設定が行えます。
   Keyboard Filter
   Shell Launcher
   Dialog Filter
   UWF


・Metro style app launcher
 ⇒Metro スタイルアプリケーションの起動・再起動ができる
  ・・・って書いてますが、どういうことかよくわからないので
  Helpを読んでみると、
  OSへログインしたときに、指定したMetro スタイルアプリを
  自動的に起動する機能と、
  指定したMetroスタイルアプリが終了した際、
  終了コードに応じてシステムの再起動したり、
  アプリを再起動したりするといった動作を指定できるそうです。

  恐らくですが、Metro スタイルアプリを
  カスタムシェルのように使うための仕組みと思われます。


・Edge Gesture Filter
 ⇒Helpにも詳細が記載されていないので、
  動作確認してみようと思っていますが、
  名前から察するに、
  チャームやAppバーを表示するジェスチャーを
  抑制することができるのではと思っています。
  
  もしかしてもしかすると、
  この機能とキーボードフィルターを併用することで、
  デスクトップUIからMetro UIに遷移させない仕掛けが
  つくれるかも!・・・と期待してます(笑)。


・Module Designer
 ⇒3rdパーティアプリケーションを
  簡単にOSイメージに含めるための仕組みだそうです。
  WES2009でいうところの、コンポーネントデザイナー的な
  ユーティリティと思われます。


次回はCTP2で変更された機能について
記載したいと思います。