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WEC2013 ステップガイド インストール編(4)

2013-11-11 23:45:00 | Windows Embedded CE/Compact
必要なソフトウェアのインストールを行います。

初めにVisual Studio 2012をインストールします。


①評価版(英語版)のISOイメージを以下のサイトからダウンロードします。

http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=30682

 クリックすると、大きなサイズで画像が見れます。



 言語の選択用コンボボックスでEnglishを選択し、

 Downloadをクリックしてください。

 以下のような画面が表示されるので、

 VS2012_PRO_enu.isoにチェックを入れ、

 Nextをクリックしてください。



 ダウンロードが始まります。


②ISOイメージをDVDのライティングソフトなどでDVD-Rに焼き、

 開発用PCにDVDを入れてください。

 ※Windows 8であれば、ISOイメージをDVDに焼かなくても、

  そのままマウントできます。

 エクスプローラでDVDドライブを開き、

 vs_professional.exeを実行してください。
 



③インストールウィザードが表示されます。

 ウィザードに従って、インストールを行ってください。






 インストールが完了すると、以下のような画面が表示されます。





WEC2013 ステップガイド インストール編(3)

2013-11-10 10:09:15 | Windows Embedded CE/Compact
Windows Embedded Compact 2013では、

OSイメージをVirtual PCやHyper-Vといった仮想環境上で

動かすこともできます。


実際の開発においても、

ハードウェアが出来上がるまでのテストプラットフォームとして、

仮想環境を使用する場合があります。


以下は、仮想環境を使用する場合のハードウェア要件です。



■仮想環境のハードウェア要件

・最低4GBのRAM

・15 GB以上のストレージ空き領域

・TCP/IPネットワーク接続(DHCP)

・Windows 8 でHyper-Vクライアントを使う場合は64-bitかつ

 Second Level Address Translation (SLAT)をサポートしていること





※ネットワーク接続について

 物理接続が無くても、

 Hyper-Vの場合は内部仮想ネットワークスイッチ

 Virtual PCの場合はLoopback Adapterを導入し、

 静的IPアドレスを設定することで、代用が可能です。




WEC2013 ステップガイド インストール編(2)

2013-11-09 07:30:00 | Windows Embedded CE/Compact
Windows Embedded Compact 2013のOS開発のために、

開発環境を構築します。

OSをビルドするための開発用PCに必要な要件は、

以下の通りです。


■ハードウェアの最小要件

・HDD:100GBの空き領域

・CPU:1.6 GHz (推奨は2.4 GHz以上)

・RAM:2GB

・HDDの回転数:5400 RPM

・DirectX 9対応ビデオカード



■サポートOS

・Windows 7 SP1 ( x86 or x64 )

・Windows 8( x86 or x64 )

・Windows Server 2008 R2 SP1 ( x64 )

・Windows Server 2012 ( x64 )



■必要なソフトウェア

・Visual Studio 2012 + Update 2以降

・.NET Framework 3.5. SP1

・Application Builder for Windows Embedded Compact 2013

・Windows Embedded Compact 2013 ツールキット( 通称 Platform Builder )






※サポートOSについて

 MSDNのInstall Windows Embedded Compact 2013では、

 Windows 7およびWindows Server 2008 R2のサービスパック適用は任意のように記載されていますが、

 Visual Studio 2012のサポートOSは、Windows 7 SP1およびWindows Server 2008 R2 SP1

 記載されているため、そちらに合わせています。



※Windows Embedded Compact 2013ツールキットのダウンロード

 Windows Embedded Compact 2013ツールキットの

 評価版および評価用プロダクトキーは、

 以下のページから取得できます。

 http://www.microsoft.com/windowsembedded/ja-jp/downloads.aspx




※Visual Studio 2012およびUpdate 3のダウンロード

 Visual Studio Professional 2012の評価版は以下のページから取得できます。

 英語版をダウンロードしてください。

 http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=30682

 Visual Studio 2012のUpdate 3は、以下のページから取得できます。

 http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=39305

 


※Application Builder for WEC2013のダウンロード

 Application Builder for Windows Embedded Compact 2013は以下のページから取得できます。

 http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=38819



WEC2013 ステップガイド インストール編(1)

2013-11-08 06:10:00 | Windows Embedded CE/Compact
これまでWEC2013についていろいろと書き散らかしてきたことを、

今後ハンズオン用にドキュメント化するために、

まずはBlogでまとめていきたいと思います。

まずは、インストール編から。


※後ほど、記事に追加や修正があるかもしれませんが、

 とくに編集履歴をつけませんのでご了承ください。



■概要

Windows Embedded Compact 2013は、

Microsoft社が提供している、

リアルタイム性のある組込向けのカスタマイズ可能なOSです。

詳細な構造の説明については、入門編以降に譲りますが、

豊富な機能コンポーネント(例えばWifiといった基本的な機能から、

ジェスチャーといったリッチなUIを提供する機能など)から必要なものを取捨選択し、

専用のアプリケーション、ドライバを搭載し、

オリジナリティの高い製品を開発することができます。


CPUはx86系とARMv7をサポートしています。


このOS上で動作するアプリケーションは、

PC向けWindowsのアプリケーションと同じように、

Win32API(サブセット)を使用してOSの機能にアクセスします。

ATLやMFCといったライブラリだけでなく、

.NET Frameworkのサブセットである.NET Compact Framework、

WPF同様XAMLでUIが記述できるXAML for Windows Embedded等が提供されており、

PC向けアプリケーションの知識・経験を生かした開発が可能です。


また、OSの開発環境(Platform Builderと言います)は、

Visual Studio 2012のアドインとして提供されます。

つまり、アプリもOSも同じ統合開発環境で開発できます。


このOSは、ハンディ端末をはじめとする様々なデバイスに

すでに搭載されています。

参考URL

http://www57.atwiki.jp/winembdev/pages/6.html